木の家ネットニュース 【会員イベント】10/22-23 第16期 職人がつくる木の家ネット総会 静岡大会 【会員イベント】11/21-23 第15期 木の家ネット総会の情報&参加申込フォーム ラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」に木の家ネットメンバーが出演! 8/2 「くむんだーSAITAMA」が、大好評!@エコプロダクツ川越2015 優秀賞を受賞 8/1 岡山で「陽と風の家」完成見学会がありました 木の家ネットニュース 8/6 【会員イベント】10/22-23 第16期 職人がつくる木の家ネット総会 静岡大会 8/30 【会員イベント】11/21-23 第15期 木の家ネット総会の情報&参加申込フォーム 8/4 ラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」に木の家ネットメンバーが出演! 木の家つくり手ブログPowered By 画RSS 2017年8月8日家にお風呂が入るまで 家にはお風呂があるのって、結経、最近になってからのことらしい?!家にお風呂が入るようになるまでの歩みを、たどります! 2017年6月30日気候風土適応住宅のススメ 朗報です!「高気密高断熱前提の省エネ基準義務化=伝統木造の危機」と動いてきたことで「気候風土適応住宅」という道ができましたよ! 2017年6月3日掛川総会3 天守閣を木造で再建。新幹線駅を誘致。古い木造駅舎を保存。掛川の文化は、市民の力と元気で創られていると実感しました! 2017年5月31日掛川総会2 総会で語られた2大テーマ、熊本地震を通して考える家づくりのあり方、建築物省エネ法における「気候風土適応住宅」について報告しています。 2016年12月23日掛川総会 第16期木の家ネットの総会報告です。今年は静岡県掛川市で開催。例年どおり「人材が宝」とライブで実感する総会の充実ぶりを、おすそ分け! 2016年9月30日静岡会員物語 木の家のつくり手の間では、静岡といえば天竜杉で有名ですが、大工や設計士にも個性的な人がたくさん。静岡総会の前に、開催地の会員ご紹介! 2016年8月2日込み栓角ノミ 復活!松井鉄工所訪問記 廃番だった込み栓角ノミを復活させた松井鉄工所って、どんな会社? 試作機への大工たちの感想は? 道具を造る人と使う人との交流が始まりました。 2016年6月21日熊本震災レポート 2 熊本地震調査報告の第二弾。伝統構法に関わる大工として、設計者として、材木屋として。それぞれの視点で感じたことをお伝えします。 2016年6月9日大工たちによる「家戻し」の記録 地震で「ずれた」家を戻そう!と、木の家ネットの大工たちが熊本に集結。知恵と最高のチームワークで実働一日で元に戻した感動のドキュメンタリー 2016年5月21日熊本震災調査レポート 熊本震災から2週間経った5月3日〜5日、木の家ネットの会員が震災調査に向いました。今回の特集ではテーマごとに執筆したレポートをお届けします 2016年4月28日古川 保の熊本市川尻町 震災日誌 「瓦屋根の再建はブルーシートかけるより早い!」 熊本の設計士古川保さんが、震災現場から伝統木造についてレポートします。 2016年3月31日2/16 衆議院第二議員会館 調査報告会レポート 省エネの視点から伝統構法を考える調査報告会が、衆議院第二議員会館で行われました。国会議事堂のお膝元でのイベント、そのレポートです。 2016年1月27日地域型住宅の省エネルギーを探る 〜2016.1.17 京都フォラム報告 気候風土に合った暮らし方など、大事な話がたくさん出た京都でのフォラム。参加した木の家ネットメンバーのおしゃべりで、報告をお届けします。 2016年1月14日第15期 木の家ネット総会 高知大会 〜会員発表篇〜 2015年11月の高知大会は、90人を越す参加者で大盛況。5時間に及ぶ会員発表篇をお届けします。木の家ネットの人材の厚みを感じてください! 2015年11月13日工務店・小田貴之さん(オダ工務店):木の家づくりのプロデューサー 木の家づくりは、木を知り抜いた大工が手がけてこそ。本物を求める人とつくる大工とをつなげるために工務店経営の道を歩む小田さんのストーリー。 2015年11月9日第14期 木の家ネット総会 岐阜・加子母大会 2014年10月に岐阜で行われた総会。会員の石場建てや改正省エネ法の発表、加子母の神宮備林や明治座の見学など充実した内容の二日間のレポート。 2015年9月15日里山循環大工:池山琢馬(一峯建築設計) 竹伐り、ヨイトマケ、土壁塗り・・「そのへんにある」材料で「そのへんの人たちと」作る家づくりを手がける池山さんが目指しているのは? 2015年7月27日独立電源=オフグリッドの家 災害時でも家族や友人たちを守りたい! そんな想いから始まった、電気を100%自給する家づくり。三重県の黒田さん、池山さんの挑戦です。 2015年6月13日どう? 古民家暮らしって?? 夏は涼しいけど、冬は寒いよね? というイメージ古民家の温熱性能を、測定&計算した木の家ネットメンバーによる、総まとめの座談会! 2015年5月6日冬の温熱調査合宿報告 高気密高断熱にせずに寒さはどうやったら防げる? 寒冷地に建つ古民家を題材に、自然とつながる家で、ほどほどの暖かさを得る方法を探ります。 2015年3月13日伝統構法をユネスコ無形文化遺産に! 3/28は京都へ! この運動のスタートを切るキックオフフォーラムがあります。共感の輪が広がって、伝統構法が世界の宝となりますように! 2015年1月6日私はこう書きました! 木の家ネット会員が出したパブコメ パブコメ〆切直前! 木の家ネット会員が出したパブコメ集です。掲載が間に合ったのはごく一部ですが、考え中の方は、参考にどうぞ! 2015年1月1日改正省エネ法についてのパブリックコメントを出そう! これからの伝統構法の家づくりに大きな影響を与えかねない改正省エネ法。そのパブリックコメントが1/6(火)〆切で実施されてます! 2014年12月12日改正省エネ法で、土壁はどうなる? 改正省エネ法が2020年に義務化されると、土壁を活かした伝統構法の家づくりができなくなるおそれがあります。その問題点を整理してみました。 2014年11月26日無くなっては困る!刻み用電動工具:込み栓角ノミを復活させるためのアクション 大工が構造材を刻む伝統木造には必須の刻み用電動工具の廃番が相次いでいます。なんとかしなくては!と、大工たちが、立ち上がりました。 2014年10月15日設計士・川端眞さん(川端建築計画):小さな石場建ての家 石場建ての小さな家に暮らす水野さんを訪問。法律的に建築が困難とか、コストがかかると言われる石場建ての実際に、建主さん目線で迫ります。 2014年8月8日設計士・林美樹さん(ストゥディオ・プラナ):職人がつくる木と土壁の家 すっきりしたデザインの木組み土壁の家が人気の林美樹さん。チームの力を最大限に発揮した施工例や現場を訪れました。 2014年6月5日大場江美さん(サスティナライフ森の家)、日影良孝さん(日影良孝建築アトリエ):手のひらに太陽の家 東日本大震災後、福島の親子の保養に活用されている持続可能な復興共生住宅「手のひらに太陽の家」誕生までのストーリーに迫ります。 2014年5月1日新代表 大江忍インタビュー これからの「職人がつくる木の家ネット」 2013年10月の総会で、木の家ネットの新たな代表となった大江忍さんが語る「7つの夢」とは? 2014年3月11日3.11後を生き抜くコミュニティーの力 牡鹿半島 福貴浦より 津波で甚大な被害を受けた牡蠣養殖の浜が、よそ者の復興支援大工マイケル杉原と共に高台移転に臨みます。 2014年2月1日設計士・高橋昌己さん(シティ環境建築設計):東京でも木組み土壁の家を!続 防火規制の厳しい東京の準防火地域でも、このように木組み土壁の家づくりが実現できるとは! 2014年1月2日第13期木の家ネット総会 奈良大会 室生寺、吉野の山の樹齢四百年の大杉、薬師寺・・充実の総会の様子を、美しい写真でご堪能ください! 2013年10月30日設計士・高橋昌己さん(シティ環境建築設計):東京でも木組み土壁の家を! 東京都内でも、木と土壁の家づくりにこだわった家づくりをする高橋さんのルーツは?どのような想いで? 2013年6月17日木の家ネット 温熱環境調査 まずは知ることから! つくり手有志が、猛暑期と厳冬期に、自分の施工した家の温熱計測をしました。その結果はいかに? 2013年4月30日大工・沖野誠一さん(沖野建築):土佐の大工が土佐の素材でつくる家! こだわりの仕事ぶりで名を轟かせている高知の熱い大工、沖野さんが携わる「84プロジェクト」の84とは何の数字? 2013年2月26日設計士・草野鉄男さん(草野鉄男建築工房): 納得してたどりついた本物の木の家づくり 冬期にはかなりの積雪があり、夏は結構暑い富山での気候や地域性に合った理想の家づくりとは? 2013年1月28日工務店・星野将史さん(星野土建):木組み土壁のシェアハウス「ヨツバロッヂ」入居者募集中! 不動産業も手がける星野土建が、流行りの「シェアハウス」を、木と土壁にこだわって作ってしまいました! 2012年11月30日第12期木の家ネット総会 栃木大会 地元の職人チームの努力が実って伝建地区になった蔵の街・栃木市での総会。温熱環境調査や改正省エネ法に対するパブコメのゆくえは? 2012年8月26日工務店・眞澤忠男さん(眞澤工務店):私の「忘れ鑿(のみ)ありき」 熊谷で、社寺や木の家を手がけてきた眞澤忠男さん。木を活かす伝統的な工法への思いのほか、熊谷や秩父の祭禮についても、熱く語ります。 2012年6月15日原発のいらない家づくり&暮らし方 木の家で、省エネ以前に低エネ生活を!つくり手からの提案や具体的な取組みを集めました。「藤野電力」の地域での電力自給の試みも紹介。 2012年4月26日工務店・西條正幸さん(ビオプラス西條デザイン):北海道で無垢の木の家づくり 寒すぎて木の家は難しいと思われている北海道で、エコロジー住宅としての木の家づくりの道を拓いてきたプロセスや寒さ対策の工夫を聞きました。 2012年3月11日石巻市北上のこれから 東日本大震災1年後、自宅が津波で流されたササキ設計の佐々木さんを訪れました。復興がなかなか進まないわけや問題点が少し分かりました。 2012年2月20日「原発はいりません」宣言 第11期総会で「原発はいらない」と決議した木の家ネット。アンケート結果から、みんなが「なぜいらないと思っているのか」をまとめてみました。 2012年1月4日第11期木の家ネット総会 宮城大会 「復興していく被災地に、今だからこそ来てほしい」との現地メンバーのよびかけで、震災前からの予定通り石巻で実現した総会。多くを学びました。 2011年10月27日工務店・直井徹男さん(エコロジーライフ花):発信しつづける工務店、人が育つ工務店 木の家づくりのほかにエコショップも経営。若手スタッフが暮らし全般についての情報誌も発行する元気な会社です。 2011年8月6日環境工学者・宇野勇治さん(宇野総合計画事務所):夏涼しく、冬温かい木と土の家をつくる 伝統木造住宅の温熱環境研究の第一人者の宇野さんは、土壁の家の心地よさ科学的根拠をどう語るのでしょうか? 2011年7月2日山への思いを受け継ぐ 先祖から受継いだ山を守り、経営規模は小さくとも、丁寧に木を育てている現役の林家。今の林政や山の更新について、どう考えるのでしょうか? 2011年5月29日木の家ネット会員の声:地震・津波・原発災害で考えた事 津波、計画停電、福島原発の事故と放射能汚染…東日本大震災から2ヶ月半。木の家ネットの会員は今、何を考えているのでしょうか? 2011年4月25日林業・岡崎定勝さん(岡崎製材所):製材所からはじまる木の家づくり 木曽川下流の八百津で製材所を営みながら、木にこだわった家づくりを手がける岡崎さんのパワーの源は、大家族みんなでの経営にあった! 2011年3月28日10周年企画:木の家ネット誕生物語 木の家ネットはなぜ誕生し、どのように成長してきたのか? インターネット環境の進化と併せて読み解きます。 2011年1月29日木の家ネット第10期総会・神奈川大会の報告 2010年11月21-21日、神奈川で木の家ネットの総会が行われました。晩秋の鎌倉を、3コースに分かれて半日歩き回った後、宿での鎌倉のまちづくりをめぐるミニ講演会、宴会、分科会と、もりだくさんな初日。続く二日目も、木の家ネット10年の歩みをふりかえり、最近の会員の自主活動が報告された総会、近隣の会員施工例を訪ねる現場見学と、充実した二日間で、参加者は大満足でした。 2010年12月26日大工・村上幸成さん(村上建築工房):チームで大きな木の仕事がしたい! 千葉県南房総市に、村上建築工房さんを訪ねました。自分の手を動かしてのものづくりの面白さを知り、建築学科を卒業してから大工の道に入った村上さんは、工房のメンバーや地元の職方チームに恵まれ、無垢の木の家づくりを実践しています。将来は子ども園など、地元の子どもたちが使う木でつくる公共建築を、職人チームで手がけたいというのが将来の夢です。 2010年11月26日工務店・山本兵一さん(大兵工務店):蔵の街の再生をめざして 北関東の小江戸とよばれる栃木県栃木市で工務店を営む大兵工務店の山本さんの現場報告です。地元のとちぎ祭りで山車を引き、蔵の街並を再生するために伝建地区指定、建築関係者の間での伝統技術の勉強会開催など、精力的に活動する山本さん。数寄家、社寺建築、漆喰塗り壁などさまざまな「引き出し」をもつ山本さんの現場や作業場を訪れ、仕事への思いを聞かせていただきました。 2010年10月9日森林・林業・地域再生を目指して 民主党政権に変わり、林政も大きく動いています。小規模な公共建築を木造にすることを義務づけるなど、近くの山の木を使った施設づくりもさかんになりそうです。これまでの林業の実態をどう変えていこうとしているのか、新政策をひもといてみましょう。 2010年9月9日こんな土壁つくってます?アンケート集計特集 木の家ネットで集めていた「土壁アンケート」のまとめです。地域性、親方から受け継いだ技術の違い、土の性質・・さまざまな要素がからみあい、多様な回答に結びついてます。また、それぞれの回答の背後には、そう答える理や必然性も見えてきます。「いちがいに言えない」土壁の世界の幅を感じてください! 2010年7月28日きらくなたてものやチーム:家づくりを自分の手に! 土壁特集の第3弾は、きらくなたてものやチームのインタビュー。土練り、小舞かき、荒壁つけ、柿渋塗りなど、建て主さんが関われる工程はめいっぱい楽しんでもらおう!と、建て主さん自身が参加できる場面をたくさんつくっっています。4ページめには、土壁セルフビルドを応援する全国のつくり手からのメッセージ集も載せていす。 2010年6月30日土壁の魅力 土壁の魅力をたっぷりとお伝えします! まずは色もテクスチャーも豊かな土壁のバリエーションをご覧いただき、次に土壁塗りの工程、そして土壁がつくる「夏はひんやり涼しい、冬はじんわり温かい」気持ちのよい空間についてお話します。土壁をがんばっているつくり手ブログへのリンク集もつけました。 2010年5月31日設計士・吉野勲さん(創夢舎):家族が つどう、地域が そだつ 飯能で一級建築士事務所創夢舎を主宰する吉野勲さんの設計による、八枝神社宮司の福田さんのお宅を訪ねました。家族が自然とひとつにまとまる家、地域コミュニティーでの協同作業でできあがっていく現場は、コミュニティアーキテクトをめざす吉野さんの得意とするところです。 2010年4月27日大工・高橋俊和さん(都幾川木建):初原の営みに魅せられて 埼玉県のときがわ町に高橋さんを訪ねました。長い時間を生きた木がそのまま家の大黒柱となり、家の中心軸となります。そのような家では、木は家づくりの材料であるだけでなく、家の魂となって宿っています。結(ユイ)での家づくりが色濃く残る三宅島で高橋さんが大工棟梁に学んだ伝統構法は、技術としてだけでなく、民族の精神文化として、しっかり受け継がれています。 2010年3月24日「改正建築基準法再改正にむけての要望アンケート」全回答のまとめ 2009年末に木の家ネットが行った「建築基準法再改正にむけてのアンケート」を、東京のつくり手メンバーが「KJ法」という情報整理法を使ったワークショップ形式で分類・整理作業をしてみました。 2010年2月25日林業が良くなっていくには、何が必要か どんな家づくりに使うかによって、どんな木が「よい木」なのかは違います。では、木組みの家づくりにとって「良い木」とは何か? 「良い木」がもっとでてくるようになるためには何が必要なのか? 家業の林業を継ぐ決意をしたミドリちゃんと、大工のよっちゃん、林材ジャーナリストの楠さんとの軽妙鼎談で、お送りします。 2010年1月16日新潟県中越地震被災地訪問レポート 「木の家は弱い」「古い木造は危ない」といった風説が流された阪神・淡路大震災からちょうど15年。一方で、伝統木造の「古い道理」の検証や見直しも地道に進んでいます。伝統的な民家の多い新潟県中越地方では、多くの家が激震に耐え抜きました。被災した民家の修復に力を尽くした長谷川順一さんの案内で、アルチザンプロジェクトの大工・中村が山古志を訪れたレポートをお送りします。 2009年12月31日木の家ネット第9期総会・熊本大会の報告 2009年11月15-16日、熊本で木の家ネットの総会が行われました。復元整備が進む熊本城の見学と設計監理者によるお話、改正基準法再改正にむけてのアンケート実施、北原昭夫先生による鳥取地震に学ぶ講演などもりだくさんの内容。 2009年12月25日速報!アンケートの全回答とまとめ 改正建築基準法の再改正に向けての公開アンケートに、回答のご協力ありがとうございました。全回答を匿名でまとめました。生の声はなかなか読み応えあり!ほか、アンケート回答をもとに、8つのテーマについて、まとめシートを作成しました。ぜひご覧ください 2009年11月27日「職人がつくる木の家」づくりを未来につなげるアンケート 改正建築基準法の再改正に向けて公開アンケートを実施し、09年12月18日までに、200余名の方から800以上の回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。2010年2月末には、報告をアップしますので、どうぞお楽しみに。 2009年10月6日第三回これ木連フォーラムの報告 「ちょっと待ってーな!こんなんでほんまに伝統構法、まもれるんやろか」これ木連第三回フォーラムが9/12に開催されました。3年の予定の半ばを過ぎた「伝統構法の性能検証・設計法構築事業」の先行きに、委員として参加する実務者たちは不安を抱いています。その理由は? 関係者はそれぞれ、どう思っているのでしょうか? 2009年8月2日アルチザン・プロジェクトat名古屋、始動! 2008年11月?12月にE-ディフェンスで行われた伝統木造住宅実大振動実験で揺らした実験棟を、月イチで木の家づくり関連のワークショップを開催しながら再建するプロジェクトが名古屋で始まりました。泥コン屋さん訪問&土練りワークショップのレポートと、今回のプロジェクトの立ち上げ人である中村武司さんにインタビューをお送りします。 2009年6月25日設計士・寺川千佳子さん(恒河舎):お母さんは無垢の木の家のゴールキーパー 木の家ネットのつくり手が建てた家に暮らしている住まい手を訪ねる新コーナー!浜松で一級建築士事務所恒河沙を主宰する寺川千佳子さんが建てた、片岡家を訪ねました。家族が一本の大きな木の下で集い、憩い、四季の変化を楽しめる大らかな家です。 2009年6月4日「伝統木造のこれから」住宅瑕疵担保責任保険、伝統構法の扱いは? 2009年10月以降引き渡しの新築住宅は「住宅瑕疵担保責任保険」加入が義務となる。「つくった家の面倒をずっと見るのはあたりまえ」と思うつくり手には「?」な保険制度。しかも、伝統木造は防水面で保険対象となるか不明瞭?? これ木連主催で行った、つくり手の疑問を保険法人になげかける勉強会のレポートも織り交ぜ、この保険を徹底解剖。 2009年4月30日山里の暮らしがなくなる? 木の家ネットで山や林業製材業のレポートを発信する赤堀楠雄さん。取材や旅を通じ、山間部に生きる人たちに触れるにつけ、彼の胸のうちにわき起こる思いを語る。「限界集落」が年々消えていく一方で、山に生きる人の話を聞いて自然への畏敬の念を心に抱く高校生もいるという今がある。 2009年3月25日「伝統木造のこれから」大橋好光教授の展望は? 伝統木造建物を建築基準法に位置づけるための設計法を構築するための国家事業の中心的な存在である大橋好光教授。これ木連主催の第二回シンポジウムでご本人の口から語られた事業に取り組む基本姿勢と今後の展望をレポート。実務者側の本音の感想も最後に付け加えた。 2009年2月26日漆職人・小林広幸さん(春野屋漆器工房):木の家づくりにも関わる漆塗り職人を訪ねて 美しい光沢、撥水性、そして接着性をあわせもったすぐれた自然塗料、漆。その性質を木の家づくりにも活かそうとする漆塗り職人、春野屋漆器工房の小林広幸さんを木曽路に訪ね、お話をうかがいました。いいものを大切に使うって、やはりいいですね! 2009年1月26日伝統木造設計法構築に向けて、実物大実験! 2008年11月~12月にE-ディフェンスで行われた伝統木造住宅実大振動実験のレポートです。実物大の家を大きな振動台にのせ、さまざまな地震波で揺らしたところ、基準法レベルの耐震性はクリアしていること、阪神・淡路大震災のJMA神戸波でも、結構もちこたえることが分かりました。実験映像もご覧いただけます。 2008年11月28日第八期木の家ネット総会・小江戸川越大会のレポート 埼玉県川越市で行われた第八期木の家ネット総会のレポートをお届けします。蔵の町 川越の町歩きや、茶陶苑大蔵での公開シンポジウム「未来に住み継ぐ木の家づくり」など、一般市民や川越でまちづくりをがんばっている人たちとの交流のあった、ひらかれた、楽しい総会となりました。 2008年10月25日緑を絶やさないために 日本三大美林の一つとして有名な木曽ヒノキの森を、林材ジャーナリストの赤堀楠雄が訪ねます。樹齢300年のヒノキの大木が林立する森は、どのようにできたのでしょうか。そして、この先どうなるのでしょうか? 緑の列島と呼ばれる日本が、健全な林業を営むことのできる知恵を探ります。 2008年9月27日鈴木祥之先生(立命館大学教授):伝統構法で使える耐震設計法を探る 限界耐力計算を使って、仕様規定にはのらない伝統構法の耐震性を評価する手法を編み出し、伝統構法関係者に絶大な支持を受けている鈴木祥之先生。京都に先生をお訪ねし、阪神大震災をきっかけに木造へとシフトしていった経緯や、設計マニュアルづくり、実大実験などについて語っていただいた。 2008年9月1日建前から見えた家の姿 山梨の八ヶ岳南麓にある木の家ネット事務局では、今、庭に小屋を建築中です。伝統構法、石場立て、置き屋根、板葺き、という特殊な小屋ですが、その上棟を祝う儀式、建前(たてまえ)を通じて、家と家族の姿について考えます。 2008年7月26日このままでは伝統構法の家がつくれない! 「これからの木造住宅を考える連絡会」主催で現場、研究者、国交省担当官が一同に介した公開フォーラム「このままでは伝統構法の家がつくれない!」(7/12に工学院大学にて開催)の模様を、3人の大工さんたちのおしゃべり形式でお届けします。ここ3年間で、伝統構法を未来につなげる道が拓かれる!! 2008年6月27日大工・綾部孝司さん(綾部工務店):原点回帰 蔵の街並が美しい川越の大工の家に生まれ育った綾部さん。いったん商業建築の世界に飛び込んだものの、スクラップ・アンド・ビルドのむなしさを感じ、美しい街並につながる木の家づくりをするべく、大工として生きる道を選び直した。その綾部さんの語る木の家づくりとは? 2008年5月25日越海興一 室長(木造住宅振興室):国交省木造住宅振興室室長に訊く「200年住宅」 数世代にわたって住み継げるだけの性能をもった「長期優良住宅(通称/200年住宅)」の建設に、税制やローンの優遇措置や補助金が用意されるようになるという。国をあげて推進するこの計画が、どのような考えで進められているのか、伝統構法との関わりを中心に、国交省住宅局住宅生産課木造住宅振興室の越海興一室長さんにお話を聞いた。 2008年4月27日国産材時代到来か? 最新動向を検証 2割を切るほどまでに落ち込んでいた国産材利用が、このところ上向いている。その原因は何か?木組みの家づくりにはどういう影響があるのか? 林材ジャーナリストの赤堀さんが大工のよっちゃんを訪ねていくという設定で、分かりやすく、楽しく、お送りします。 2008年3月27日このまちにずっと残っていてほしいあの家も「既存不適格」? 今の建築基準法の基準には合わない建物を「既存不適格」。現行基準法では評価できない伝統構法の建物もそうだ。2006年以来「既存不適格」の増築について厳しい制限がかけられるようになった。古い建物がどんどん壊されていく引き金とならないか、懸念される。 2007年12月26日宮大工・宮村樹さん(不動舍):現場が先生 西岡常一の片腕だった上原棟梁の薬師寺大講堂の造営工事に携わるなど、社寺建築で活躍する宮村さんを大阪府大東市の瑞玄寺の改修現場に訪ねた。再建当時に裏山から曳いて梁にした松を、「思い出は何にも替えられない」と、技術的な困難をクリアして活かした。 2007年11月25日木の家ネット第七期総会・徳島大会レポート 木の家づくりの原点である「山」にせまった、第七期総会・徳島大会のレポート。今年6月の建築基準法改悪に対するアクションをきっかけに、国交省へのはたらきかけもできる運動体へと、木の家ネットが大きく成長した熱い総会でした。 2007年10月31日無垢の木を使って森づくりを支える 一本の丸太から、無垢の木材を切り出すのと、集成材をつくるのとでは、どちらが無駄無く木を使えるでしょうか? 個性豊かな建材である木がおかれている現状と、林業家の願いを探ります。 2007年9月27日大工・金田克彦さん(大┛(だいかね)建築):幸せをつくる大工 京都府綾部市の大工、金田さん。地元のつながりの中で、いい職人と組み、いい木の仕事をすることで、施主も職人も「幸せ」になれることをめざしている。これまでに手がけて来た古い農家、京町家の改修の事例を紹介。 2007年8月29日設計士・米谷良章さん(米谷良章設計工房):設計を通して人とつながりたい マンションリフォーム、コーポラティブなど、都市の中での住環境を設計することも多い米谷さん。民家型構法との出会い、阪神大震災など、米谷さんならではの体験を通して得た「バランスのよいものづくり」のスタンスについて、語る。 2007年7月26日工務店・和田勝利さん(和田工芸):古民家再生へのこだわり 大工として木を扱う仕事にこだわり続けて来た和田さん。このところ、古い民家をつぶさないで、現在の生活に合うように再生する仕事が増えている。基準法改正によって古民家再生がしにくくなることのないよう、国交省へのはたらきかけもする。 2007年6月27日つくり手の声:暑さ寒さとつきあう知恵 夏の蒸し暑さや強い日射し、冬の寒さなどに、どう対応する? 「職人がつくる木の家」では、軒の出、土壁の効用、風の通り道づくり、緑化・・など、自然に対して閉じるのでなく、自然をうまくとりこんで暮らす知恵や工夫がたくさん!つくり手会員がブログにアップした生の声を編集してお届けします。 2007年5月25日日本人の暮らしと木 日本の暮らしに深く関わりのある素材である木。その用途は建築にとどりません。「木でなきゃ!」という物、どれだけ思い浮かべられますか? 2007年4月1日設計士・古川保さん(古川設計室):木の家づくりは仕組みづくり まちづくりを目指し、ハウスメーカーから木の家づくりへと180度転換した古川さん。地元の職人との「川尻六工匠」としての活動、「熊本の木で家をつくる会」立ち上げなど、古川さんが数々の仕組みをつくってきた軌跡を追う。 2007年2月26日工務店・宮本繁雄さん(建築工房 悠山想):古びない家 設計士でありながら、大工8人を抱える工務店を経営する宮本さん。彼が設計する家には、日本人がつくってきた家に脈々と流れる「自然と共生する」感覚が現代的な形で取り入れられている。 2007年1月26日大工・梅田忠臣さん(梅田建築):風の抜ける足固めの家 土台を敷かずに柱を基礎に置く「足固め構法」の実践者として知られる大工棟梁・梅田さんを熊本に訪ねた。新築の和風住宅の建築例に、大工棟梁ならではの木の表情を活かした繊細な表現が随所に散りばめられている。 2006年12月26日木の家ネット第六期総会・三重大会レポート 式年遷宮に向けての準備が進む伊勢で行われた第六期総会・三重大会をレポート。河崎の蔵のまちなみ、賓日館での三重大会、深夜におよぶ分科会など、充実したプログラムで年に一度の総会を楽しんだ。 2006年11月26日大工・池上算規さん(大工 池上):長崎県産材100%の家ができるまで 自分や人のいのちをそこなわない家づくりを求めていったら、近くの山の木での家づくりにたどりついたという池上さん。住まい手といっしょに近くの山と人とのつながりを取り戻すところからスタートした家づくりだった。 2006年10月25日その木のふるさとを知る 原木市場、製材市場、材木問屋・・山の木が木の家の材料になるまでの複雑の流通経路が「分かりにくい」のはなぜか? プレカット工場の台頭などによる昨今の変化、そして、木の家ネットメンバーが実践している「山の木と住む人を結ぶ家づくり」について説く。 2006年9月1日道具と大工 木の家づくりで大工の腕を支えてきた大工道具。電動工具の時代になっても、優れた手の道具は欠かない。地金と鋼を火造りして研ぎやすく切れ味のよい打ち刃物をつくり出す日本の鍛冶屋の技を紹介する。 2006年7月25日設計士・徃見寿喜さん(樹音建築設計事務所):設計×環境=木の家づくり かっこいい建築に憧れて設計を志した往見さん。彼を木の家づくり、ホームレスの人との関わり、まちづくりなどの活動などに駆り立てるのは「手応えのあることをしたい!」という気持ちだった。 2006年6月25日設計士・菊池憲夫さん(金ケ崎建築設計舎):古民家を住み継ぐ 岩手県の菊地さんが再生した古民家を訪ね、古民家と現在の住まいとの違い、家族のあり方が変化したことでどのよう間取りが変化してきたのかを見る。 2006年5月25日設計士・佐々木文彦さん(ササキ設計):老後を田舎で暮らす家 退職後の第二の人生は畑や趣味で暮らしたい。そんな希望にこたえて宮城県のササキさんが設計した家に住むステキな2家族を訪問。住んでみての感想を、語ってもらった。 2006年4月25日大工・宮内寿和さん(宮内建築):大工が挑戦する「水中乾燥」 現場に入って来る木の乾燥状態がよくないために後から起きる「割れ」や「裂け」をなんとかしたい!大工としてそう強く願う宮内さん。木をいったん水につけてから乾かす「水中乾燥」の検証へと、動き出した。 2006年3月25日「林業をやる」ってどんなこと? 林業への新規就業を希望する若者が増え続けているが、「林業」の実態とはいったいどんなものなのか? 技術面、雇用形態、山村地域で生きることなど、さまざまな角度からレポート。 2006年2月25日大工・西澤政男さん(西澤工務店):きちんとつくってこそ、伝統構法 彦根城、多賀大社などの修復等を手がけてきた西澤さんが、社寺建築の現場を通して、見えないところにまで手をかける職人の心意気を語る。伝統構法の見直しで今後注目される差鴨居構法についても詳述。 2006年1月26日つくり手の声:木の家の良さって? つくり手会員にお題を出して答を寄せてもらう新企画第一弾のお題は「木の家の良さって?」。森で育てられた木が材になり、木の家になり、時を経る。その魅力について思いっきり語ってもらった。 2005年12月25日木の家ネット第五期総会・東京大会報告 東京の庭園美術館で行われた第五期総会・東京大会をレポート。活発な会員報告、「これからの道理」をさぐる発表や講演などが行われた。 2005年11月25日大工・川村克己さん(川村工務店):石場立ての家 基礎と建物とを緊結せず、柱を一本ずつ玉石の上に載せる「石場立て」でオープンハウス兼自邸を建てている川村工務店の現場を訪ねた。自然を抑え込まないで地震をやり過ごすという柔の技術を見た! 2005年10月26日建具職人・有賀恵一さん(有賀建具店):ちがっているから、おもしろい 「木はさまざまである」ということを愛する有賀さんが、国産材無垢の建具を、そしてさまざまな木を使った家具を手がけるようになるまでの道のりを語る。長野県「森世紀工房」の動きにも注目! 2005年7月25日四天王幼稚園ワークスクール:ぼくがこれ、つくったんだ! 大工たちが、幼稚園児と親たちがいっしょにワークショップでつくったツリーハウス風ウッドデッキ。こどもたちがかなづちを握った一日は親子にとってどんな体験だったのか? 2005年6月25日伊勢神宮遷宮・御杣始祭り:300年の大木を伐る! 20年に一度の式年遷宮に使われる木は、「三ツ緒伐り」という伝統の伐採の神事によって得られる。「木のいのちをいただくのだから、大切に使う」という日本の大工技術。その原点を見た。 2005年5月25日探ってみよう、木の家の「底力」 伝統構法の見直しが、研究者の間でもやっと始まりつつある。それまで日本のあたりまえの家であった「古い道理の家」が、なぜ戦後の建築基準法に位置づけてこられなかったのか。そして今、どんな視点で見直されつつあるのかに焦点をあてる。 2005年4月27日サツキとメイと私の家 : 愛・地球博レポート 愛・地球博での大人気だった「サツキとメイの家」。それは映画そっくりの家ではなくて、「本物の家」だった。万博期間中、わずかな人しか見る事のできなかったこの家を、詳しくレポート。 2005年4月25日新しい道理と古い道理? 新潟地震調査報告 新潟地震被災地でも伝統的な家が多い栃尾市の山間部に、木の家ネットの調査隊が入り、住民の建物相談に対応した。実際の被災状況に見た「古い道理」の合理性とは? 2005年2月25日緑の日本であり続けるために なぜ、植林が放棄される禿げ山が急増しているのか? 山の収支を実際にひもときながら、国産材需要が低迷している理由、国産材を意識して使うことの意義を林材ジャーナリスト・赤堀がレポートする。 2005年1月25日林業・和田善行さん(TSウッド協同組合):山側から提案する家づくり 「自分たちの山の木はこう使ってもらいたい」モデルハウスをつくって住まい手と直結する産直システムを構築。昔ながらの「葉枯らし」による木材乾燥技術の復活。さまざまな挑戦をしてきた和田さんが語る。 2004年12月25日設計士・佐藤恵子さん(佐藤建築企画設計):のんびり家 のんびり、ゆったりと暮らせる家。お年寄りがくつろいで過ごせる福祉施設。考えていったら、木の空間になっていった。女性ならではの「くらしの視点」からの施工例の数々。 2004年11月25日木の家ネット第四期総会報告 滋賀県大津市で行われた第四期総会をレポート。内容は、地域ネットワークの活動報告、鈴木祥之京大教授による「限界耐力計算法」の講演会、延暦寺根本中堂見学など。 2004年10月25日NPO関善賑わい屋敷・曳家工事:この家が動く! 秋田県鹿角市に明治後期に建てられた大きな屋敷「関善酒店」。まちなみ整備にかかったが、建物を解体することなく移動した。圧巻の曵家の現場と、そこまでしてその家を守ろうとした地元の人たちの想いをレポート。 2004年9月25日木楽蔵:工務店で木の自然乾燥 ちゃんとした木を使いたい。ならば、自分のところでゆっくり乾燥できる時間をとろう。そんな発想が、もう木を出さなくなっていた地元の山の木を使う運動にまで展開していく。 2004年8月25日工務店・織田清さん(織田住建):工夫し続けて40年 地元福井の木を使って、福井の気候風土に合った家をつくる。あたりまえのことをしているだけ、と言う織田さん。いいものをつくりたい、提供したい、という大工としてのたゆまぬ工夫がその背後にはある。 2004年7月25日五月組:あのサツキとメイの家を建てる 愛・地球博の目玉のひとつは、あの映画「となりのトトロ」の舞台となった家の再現。木の家ネットの若い親方、棟梁と大工たちがその工事に関わった。その建前のレポート。 2004年6月25日火の用心(後編) 瓦屋根、しっくいの塗り壁、うだつ、土蔵づくり・・。日本の伝統的な家づくりにも耐火構造があった!火事に強いだけでなく、美しい町並みにも寄与しているその実例を紹介。 2004年4月25日火の用心(前編) 「木の家は燃えやすい」は本当か?を実際の火事の現場例に学ぶ。「燃えて守る」木の炭化という性質、炭化してなお構造的強度を維持するために木の断面を大きく使う「燃えしろ設計」の大切さを再認識。 2004年3月25日製材・鈴木禎一さん(あさひ製材):山の木と住む人との縁結び 木材流通機構の中、「この木を自分の家に使いたい!」という要望を聞く製材工場はほとんどなくなっている。そんな中、鈴木さんの製材所では、委託加工の「賃挽き」をし続けている。 2004年2月25日木の家ネット第三期総会報告 愛知県犬山市で行われた第三期総会をレポート。内容は、大橋好光熊本県立大学助教授による「土壁の強度実験について」の講演会、会員の意思をひとつにまとめた犬山宣言、如庵見学など。 2004年1月25日設計士・長谷川敬さん(長谷川敬アトリエ):人が生き生きと暮らせる家 疎開先での体験から、大地と生活とをつなぐ物質循環を可能にする「働く家」を提唱するに至った長谷川さんの心境と実践を、山梨に移住した事務局とのインタビュー形式で。 2003年12月25日土壁告示 建築基準法において低く評価されてきた土壁の壁倍率が、実験データをもとに以前の最高で3倍(壁倍率1.5)まで認められるようになった。新しい告示の内容と、再評価の背景についてレポート。 2003年11月25日太陽と大地の恵み 木、土、竹、草、石。日本の家はそもそも、身近な自然素材でつくられてきた。再生可能資源や自然エネルギー利用の必要がせまられる今、日本の家がふたたび注目を集めている。 2003年9月25日設計士・宮越喜彦さん(木住研):伝統構法は追い風 ひょうたん棚で事務所の涼をとるという宮越さん。木の家づくりという昔からある技術、木の家での住まい方の中に、現代の生活に活かせる知恵を見る。 2003年8月25日縁のある家 縁側や軒といった内と外との緩衝地帯をもつことは、日本の家のひとつの大きな特徴である。夏の直射日光をさえぎり、冬の低い日を取り込む知恵に触れてみよう。 2003年7月25日民家実測 築80年の古民家を改修して住むにあたっての民家実測調査をレポート。昔ながらの間取りに往時の生活に思いを馳せる。 2003年5月25日ひとときネットとワークショップ「き」組:ネットワークで家づくり 滋賀のひとときネット、東京のワークショップ「き」組。住まい手とつくり手とを顔の見える関係でつなぐ家づくりを実践している二つのグループの活動を紹介 2003年4月25日設計士・岩波正さん(三和総合設計):なんで木の家がいいのか、とことん考える つくる人の都合でなく、住む人の幸せを考えていったら、やっぱり木の家がいいと思い至った岩波さん。庶民に手の届く価格での家づくりを実現するためにに励んでいる。 2003年3月25日建具という装置 襖、障子、雨戸など・・。内と外とをゆるやかにつなぎ、必要に応じて仕切る建具を抜きに、日本の家は語れない。建具のルーツをはるか平安時代に求め、建具を切り口に北原白秋の童謡「ちんちん千鳥」の読み解きを試みる。 2003年2月25日柱の家 日本の家はそもそも、柱の家だった。そのことが、部屋と部屋のつながり、間仕切り方、外とのつながりをどのように性格づけたのか? 2002年12月25日設計士・丹羽明人さん(丹羽明人アトリエ):納得できる答を探して 伝統を現代に受け継ぐヨーロッパの暮らし方にあこがれ、古民家再生を通して、日本の伝統的な木組み土壁の家にたどりついた丹羽さん。自然素材、国産材、職人の手仕事で、環境負荷も少なく、健康に、長く住み続けられる家づくりを実践している。 2002年11月25日木造軸組 竪穴式住居以来、木を地面に立てて柱とするところからはじまった日本の家。知恵と工夫を重ねながら発展して来た木造軸組の歩みを振り返る。 2002年8月25日林材ジャーナリスト・赤堀楠雄さん:無理のない自然な存在、それが木の家 小さい頃に自然なものに接するかどうかで、その大切さを分かるかどうかが決まる。林材ジャーナリストの赤堀さんの原点をたどる。 2002年7月25日Q&A:暑さ寒さ篇 木組の家の気密性能、断熱性能や夏涼しく、冬あたたかい家づくりのための知恵など、「温熱環境」についてのQ&A。 2002年5月25日建具職・西島広幸さん(西島建具店):最後に現場に入って和をとる仕事 建具が入ることによって、それまで工事現場だったのが、人の住む家に変わる。建具職人の西島さんの仕事へのこだわりについて聞く。 2002年3月25日左官職人・勝又久治さん(勝又左官工業所):木の家にはやっぱり土壁! 「木の家にはやっぱり土壁がいいんだよ」と力説する左官職の勝又さん。左官の土仕事を支えて来たものはなんだったのか?にまで触れながら、これまでの歩みを語る。 2002年2月25日大工・中村武司さん(工作舎):旅する大工、つながる大工、話せる大工 伝統構法を実践する若い大工たちのネットワークを育ててきた中村さん。そのつながりが、のちに「サツキとメイの家」を建てた「五月工務店」へと発展していく。 2002年1月25日Q&A:環境篇 国産材を使う理由、木の家の寿命、木の家と環境、木の家と健康、マンションのリフォームでもできることを説いたQ&A。 2001年11月25日工務店・渡邊隆さん(風基建設):五十年後、百年後に木の家が残る環境をつくること 名棟梁・田中文男の番頭役として経験を積み、文化財修復を多く手がける渡邊さん。いい家を長く住み継ぐには、相続税や登録文化財制度が町並みをも意識したものになっていく必要があると説く。
2016年1月27日地域型住宅の省エネルギーを探る 〜2016.1.17 京都フォラム報告 気候風土に合った暮らし方など、大事な話がたくさん出た京都でのフォラム。参加した木の家ネットメンバーのおしゃべりで、報告をお届けします。
2016年1月14日第15期 木の家ネット総会 高知大会 〜会員発表篇〜 2015年11月の高知大会は、90人を越す参加者で大盛況。5時間に及ぶ会員発表篇をお届けします。木の家ネットの人材の厚みを感じてください!
2015年11月13日工務店・小田貴之さん(オダ工務店):木の家づくりのプロデューサー 木の家づくりは、木を知り抜いた大工が手がけてこそ。本物を求める人とつくる大工とをつなげるために工務店経営の道を歩む小田さんのストーリー。
2015年11月9日第14期 木の家ネット総会 岐阜・加子母大会 2014年10月に岐阜で行われた総会。会員の石場建てや改正省エネ法の発表、加子母の神宮備林や明治座の見学など充実した内容の二日間のレポート。
2014年11月26日無くなっては困る!刻み用電動工具:込み栓角ノミを復活させるためのアクション 大工が構造材を刻む伝統木造には必須の刻み用電動工具の廃番が相次いでいます。なんとかしなくては!と、大工たちが、立ち上がりました。
2014年10月15日設計士・川端眞さん(川端建築計画):小さな石場建ての家 石場建ての小さな家に暮らす水野さんを訪問。法律的に建築が困難とか、コストがかかると言われる石場建ての実際に、建主さん目線で迫ります。
2014年6月5日大場江美さん(サスティナライフ森の家)、日影良孝さん(日影良孝建築アトリエ):手のひらに太陽の家 東日本大震災後、福島の親子の保養に活用されている持続可能な復興共生住宅「手のひらに太陽の家」誕生までのストーリーに迫ります。
2013年1月28日工務店・星野将史さん(星野土建):木組み土壁のシェアハウス「ヨツバロッヂ」入居者募集中! 不動産業も手がける星野土建が、流行りの「シェアハウス」を、木と土壁にこだわって作ってしまいました!
2012年8月26日工務店・眞澤忠男さん(眞澤工務店):私の「忘れ鑿(のみ)ありき」 熊谷で、社寺や木の家を手がけてきた眞澤忠男さん。木を活かす伝統的な工法への思いのほか、熊谷や秩父の祭禮についても、熱く語ります。
2012年4月26日工務店・西條正幸さん(ビオプラス西條デザイン):北海道で無垢の木の家づくり 寒すぎて木の家は難しいと思われている北海道で、エコロジー住宅としての木の家づくりの道を拓いてきたプロセスや寒さ対策の工夫を聞きました。
2011年10月27日工務店・直井徹男さん(エコロジーライフ花):発信しつづける工務店、人が育つ工務店 木の家づくりのほかにエコショップも経営。若手スタッフが暮らし全般についての情報誌も発行する元気な会社です。
2011年8月6日環境工学者・宇野勇治さん(宇野総合計画事務所):夏涼しく、冬温かい木と土の家をつくる 伝統木造住宅の温熱環境研究の第一人者の宇野さんは、土壁の家の心地よさ科学的根拠をどう語るのでしょうか?
2011年4月25日林業・岡崎定勝さん(岡崎製材所):製材所からはじまる木の家づくり 木曽川下流の八百津で製材所を営みながら、木にこだわった家づくりを手がける岡崎さんのパワーの源は、大家族みんなでの経営にあった!
2011年1月29日木の家ネット第10期総会・神奈川大会の報告 2010年11月21-21日、神奈川で木の家ネットの総会が行われました。晩秋の鎌倉を、3コースに分かれて半日歩き回った後、宿での鎌倉のまちづくりをめぐるミニ講演会、宴会、分科会と、もりだくさんな初日。続く二日目も、木の家ネット10年の歩みをふりかえり、最近の会員の自主活動が報告された総会、近隣の会員施工例を訪ねる現場見学と、充実した二日間で、参加者は大満足でした。
2010年12月26日大工・村上幸成さん(村上建築工房):チームで大きな木の仕事がしたい! 千葉県南房総市に、村上建築工房さんを訪ねました。自分の手を動かしてのものづくりの面白さを知り、建築学科を卒業してから大工の道に入った村上さんは、工房のメンバーや地元の職方チームに恵まれ、無垢の木の家づくりを実践しています。将来は子ども園など、地元の子どもたちが使う木でつくる公共建築を、職人チームで手がけたいというのが将来の夢です。
2010年11月26日工務店・山本兵一さん(大兵工務店):蔵の街の再生をめざして 北関東の小江戸とよばれる栃木県栃木市で工務店を営む大兵工務店の山本さんの現場報告です。地元のとちぎ祭りで山車を引き、蔵の街並を再生するために伝建地区指定、建築関係者の間での伝統技術の勉強会開催など、精力的に活動する山本さん。数寄家、社寺建築、漆喰塗り壁などさまざまな「引き出し」をもつ山本さんの現場や作業場を訪れ、仕事への思いを聞かせていただきました。
2010年10月9日森林・林業・地域再生を目指して 民主党政権に変わり、林政も大きく動いています。小規模な公共建築を木造にすることを義務づけるなど、近くの山の木を使った施設づくりもさかんになりそうです。これまでの林業の実態をどう変えていこうとしているのか、新政策をひもといてみましょう。
2010年9月9日こんな土壁つくってます?アンケート集計特集 木の家ネットで集めていた「土壁アンケート」のまとめです。地域性、親方から受け継いだ技術の違い、土の性質・・さまざまな要素がからみあい、多様な回答に結びついてます。また、それぞれの回答の背後には、そう答える理や必然性も見えてきます。「いちがいに言えない」土壁の世界の幅を感じてください!
2010年7月28日きらくなたてものやチーム:家づくりを自分の手に! 土壁特集の第3弾は、きらくなたてものやチームのインタビュー。土練り、小舞かき、荒壁つけ、柿渋塗りなど、建て主さんが関われる工程はめいっぱい楽しんでもらおう!と、建て主さん自身が参加できる場面をたくさんつくっっています。4ページめには、土壁セルフビルドを応援する全国のつくり手からのメッセージ集も載せていす。
2010年6月30日土壁の魅力 土壁の魅力をたっぷりとお伝えします! まずは色もテクスチャーも豊かな土壁のバリエーションをご覧いただき、次に土壁塗りの工程、そして土壁がつくる「夏はひんやり涼しい、冬はじんわり温かい」気持ちのよい空間についてお話します。土壁をがんばっているつくり手ブログへのリンク集もつけました。
2010年5月31日設計士・吉野勲さん(創夢舎):家族が つどう、地域が そだつ 飯能で一級建築士事務所創夢舎を主宰する吉野勲さんの設計による、八枝神社宮司の福田さんのお宅を訪ねました。家族が自然とひとつにまとまる家、地域コミュニティーでの協同作業でできあがっていく現場は、コミュニティアーキテクトをめざす吉野さんの得意とするところです。
2010年4月27日大工・高橋俊和さん(都幾川木建):初原の営みに魅せられて 埼玉県のときがわ町に高橋さんを訪ねました。長い時間を生きた木がそのまま家の大黒柱となり、家の中心軸となります。そのような家では、木は家づくりの材料であるだけでなく、家の魂となって宿っています。結(ユイ)での家づくりが色濃く残る三宅島で高橋さんが大工棟梁に学んだ伝統構法は、技術としてだけでなく、民族の精神文化として、しっかり受け継がれています。
2010年3月24日「改正建築基準法再改正にむけての要望アンケート」全回答のまとめ 2009年末に木の家ネットが行った「建築基準法再改正にむけてのアンケート」を、東京のつくり手メンバーが「KJ法」という情報整理法を使ったワークショップ形式で分類・整理作業をしてみました。
2010年2月25日林業が良くなっていくには、何が必要か どんな家づくりに使うかによって、どんな木が「よい木」なのかは違います。では、木組みの家づくりにとって「良い木」とは何か? 「良い木」がもっとでてくるようになるためには何が必要なのか? 家業の林業を継ぐ決意をしたミドリちゃんと、大工のよっちゃん、林材ジャーナリストの楠さんとの軽妙鼎談で、お送りします。
2010年1月16日新潟県中越地震被災地訪問レポート 「木の家は弱い」「古い木造は危ない」といった風説が流された阪神・淡路大震災からちょうど15年。一方で、伝統木造の「古い道理」の検証や見直しも地道に進んでいます。伝統的な民家の多い新潟県中越地方では、多くの家が激震に耐え抜きました。被災した民家の修復に力を尽くした長谷川順一さんの案内で、アルチザンプロジェクトの大工・中村が山古志を訪れたレポートをお送りします。
2009年12月31日木の家ネット第9期総会・熊本大会の報告 2009年11月15-16日、熊本で木の家ネットの総会が行われました。復元整備が進む熊本城の見学と設計監理者によるお話、改正基準法再改正にむけてのアンケート実施、北原昭夫先生による鳥取地震に学ぶ講演などもりだくさんの内容。
2009年12月25日速報!アンケートの全回答とまとめ 改正建築基準法の再改正に向けての公開アンケートに、回答のご協力ありがとうございました。全回答を匿名でまとめました。生の声はなかなか読み応えあり!ほか、アンケート回答をもとに、8つのテーマについて、まとめシートを作成しました。ぜひご覧ください
2009年11月27日「職人がつくる木の家」づくりを未来につなげるアンケート 改正建築基準法の再改正に向けて公開アンケートを実施し、09年12月18日までに、200余名の方から800以上の回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。2010年2月末には、報告をアップしますので、どうぞお楽しみに。
2009年10月6日第三回これ木連フォーラムの報告 「ちょっと待ってーな!こんなんでほんまに伝統構法、まもれるんやろか」これ木連第三回フォーラムが9/12に開催されました。3年の予定の半ばを過ぎた「伝統構法の性能検証・設計法構築事業」の先行きに、委員として参加する実務者たちは不安を抱いています。その理由は? 関係者はそれぞれ、どう思っているのでしょうか?
2009年8月2日アルチザン・プロジェクトat名古屋、始動! 2008年11月?12月にE-ディフェンスで行われた伝統木造住宅実大振動実験で揺らした実験棟を、月イチで木の家づくり関連のワークショップを開催しながら再建するプロジェクトが名古屋で始まりました。泥コン屋さん訪問&土練りワークショップのレポートと、今回のプロジェクトの立ち上げ人である中村武司さんにインタビューをお送りします。
2009年6月25日設計士・寺川千佳子さん(恒河舎):お母さんは無垢の木の家のゴールキーパー 木の家ネットのつくり手が建てた家に暮らしている住まい手を訪ねる新コーナー!浜松で一級建築士事務所恒河沙を主宰する寺川千佳子さんが建てた、片岡家を訪ねました。家族が一本の大きな木の下で集い、憩い、四季の変化を楽しめる大らかな家です。
2009年6月4日「伝統木造のこれから」住宅瑕疵担保責任保険、伝統構法の扱いは? 2009年10月以降引き渡しの新築住宅は「住宅瑕疵担保責任保険」加入が義務となる。「つくった家の面倒をずっと見るのはあたりまえ」と思うつくり手には「?」な保険制度。しかも、伝統木造は防水面で保険対象となるか不明瞭?? これ木連主催で行った、つくり手の疑問を保険法人になげかける勉強会のレポートも織り交ぜ、この保険を徹底解剖。
2009年4月30日山里の暮らしがなくなる? 木の家ネットで山や林業製材業のレポートを発信する赤堀楠雄さん。取材や旅を通じ、山間部に生きる人たちに触れるにつけ、彼の胸のうちにわき起こる思いを語る。「限界集落」が年々消えていく一方で、山に生きる人の話を聞いて自然への畏敬の念を心に抱く高校生もいるという今がある。
2009年3月25日「伝統木造のこれから」大橋好光教授の展望は? 伝統木造建物を建築基準法に位置づけるための設計法を構築するための国家事業の中心的な存在である大橋好光教授。これ木連主催の第二回シンポジウムでご本人の口から語られた事業に取り組む基本姿勢と今後の展望をレポート。実務者側の本音の感想も最後に付け加えた。
2009年2月26日漆職人・小林広幸さん(春野屋漆器工房):木の家づくりにも関わる漆塗り職人を訪ねて 美しい光沢、撥水性、そして接着性をあわせもったすぐれた自然塗料、漆。その性質を木の家づくりにも活かそうとする漆塗り職人、春野屋漆器工房の小林広幸さんを木曽路に訪ね、お話をうかがいました。いいものを大切に使うって、やはりいいですね!
2009年1月26日伝統木造設計法構築に向けて、実物大実験! 2008年11月~12月にE-ディフェンスで行われた伝統木造住宅実大振動実験のレポートです。実物大の家を大きな振動台にのせ、さまざまな地震波で揺らしたところ、基準法レベルの耐震性はクリアしていること、阪神・淡路大震災のJMA神戸波でも、結構もちこたえることが分かりました。実験映像もご覧いただけます。
2008年11月28日第八期木の家ネット総会・小江戸川越大会のレポート 埼玉県川越市で行われた第八期木の家ネット総会のレポートをお届けします。蔵の町 川越の町歩きや、茶陶苑大蔵での公開シンポジウム「未来に住み継ぐ木の家づくり」など、一般市民や川越でまちづくりをがんばっている人たちとの交流のあった、ひらかれた、楽しい総会となりました。
2008年10月25日緑を絶やさないために 日本三大美林の一つとして有名な木曽ヒノキの森を、林材ジャーナリストの赤堀楠雄が訪ねます。樹齢300年のヒノキの大木が林立する森は、どのようにできたのでしょうか。そして、この先どうなるのでしょうか? 緑の列島と呼ばれる日本が、健全な林業を営むことのできる知恵を探ります。
2008年9月27日鈴木祥之先生(立命館大学教授):伝統構法で使える耐震設計法を探る 限界耐力計算を使って、仕様規定にはのらない伝統構法の耐震性を評価する手法を編み出し、伝統構法関係者に絶大な支持を受けている鈴木祥之先生。京都に先生をお訪ねし、阪神大震災をきっかけに木造へとシフトしていった経緯や、設計マニュアルづくり、実大実験などについて語っていただいた。
2008年9月1日建前から見えた家の姿 山梨の八ヶ岳南麓にある木の家ネット事務局では、今、庭に小屋を建築中です。伝統構法、石場立て、置き屋根、板葺き、という特殊な小屋ですが、その上棟を祝う儀式、建前(たてまえ)を通じて、家と家族の姿について考えます。
2008年7月26日このままでは伝統構法の家がつくれない! 「これからの木造住宅を考える連絡会」主催で現場、研究者、国交省担当官が一同に介した公開フォーラム「このままでは伝統構法の家がつくれない!」(7/12に工学院大学にて開催)の模様を、3人の大工さんたちのおしゃべり形式でお届けします。ここ3年間で、伝統構法を未来につなげる道が拓かれる!!
2008年6月27日大工・綾部孝司さん(綾部工務店):原点回帰 蔵の街並が美しい川越の大工の家に生まれ育った綾部さん。いったん商業建築の世界に飛び込んだものの、スクラップ・アンド・ビルドのむなしさを感じ、美しい街並につながる木の家づくりをするべく、大工として生きる道を選び直した。その綾部さんの語る木の家づくりとは?
2008年5月25日越海興一 室長(木造住宅振興室):国交省木造住宅振興室室長に訊く「200年住宅」 数世代にわたって住み継げるだけの性能をもった「長期優良住宅(通称/200年住宅)」の建設に、税制やローンの優遇措置や補助金が用意されるようになるという。国をあげて推進するこの計画が、どのような考えで進められているのか、伝統構法との関わりを中心に、国交省住宅局住宅生産課木造住宅振興室の越海興一室長さんにお話を聞いた。
2008年4月27日国産材時代到来か? 最新動向を検証 2割を切るほどまでに落ち込んでいた国産材利用が、このところ上向いている。その原因は何か?木組みの家づくりにはどういう影響があるのか? 林材ジャーナリストの赤堀さんが大工のよっちゃんを訪ねていくという設定で、分かりやすく、楽しく、お送りします。
2008年3月27日このまちにずっと残っていてほしいあの家も「既存不適格」? 今の建築基準法の基準には合わない建物を「既存不適格」。現行基準法では評価できない伝統構法の建物もそうだ。2006年以来「既存不適格」の増築について厳しい制限がかけられるようになった。古い建物がどんどん壊されていく引き金とならないか、懸念される。
2007年12月26日宮大工・宮村樹さん(不動舍):現場が先生 西岡常一の片腕だった上原棟梁の薬師寺大講堂の造営工事に携わるなど、社寺建築で活躍する宮村さんを大阪府大東市の瑞玄寺の改修現場に訪ねた。再建当時に裏山から曳いて梁にした松を、「思い出は何にも替えられない」と、技術的な困難をクリアして活かした。
2007年11月25日木の家ネット第七期総会・徳島大会レポート 木の家づくりの原点である「山」にせまった、第七期総会・徳島大会のレポート。今年6月の建築基準法改悪に対するアクションをきっかけに、国交省へのはたらきかけもできる運動体へと、木の家ネットが大きく成長した熱い総会でした。
2007年10月31日無垢の木を使って森づくりを支える 一本の丸太から、無垢の木材を切り出すのと、集成材をつくるのとでは、どちらが無駄無く木を使えるでしょうか? 個性豊かな建材である木がおかれている現状と、林業家の願いを探ります。
2007年9月27日大工・金田克彦さん(大┛(だいかね)建築):幸せをつくる大工 京都府綾部市の大工、金田さん。地元のつながりの中で、いい職人と組み、いい木の仕事をすることで、施主も職人も「幸せ」になれることをめざしている。これまでに手がけて来た古い農家、京町家の改修の事例を紹介。
2007年8月29日設計士・米谷良章さん(米谷良章設計工房):設計を通して人とつながりたい マンションリフォーム、コーポラティブなど、都市の中での住環境を設計することも多い米谷さん。民家型構法との出会い、阪神大震災など、米谷さんならではの体験を通して得た「バランスのよいものづくり」のスタンスについて、語る。
2007年7月26日工務店・和田勝利さん(和田工芸):古民家再生へのこだわり 大工として木を扱う仕事にこだわり続けて来た和田さん。このところ、古い民家をつぶさないで、現在の生活に合うように再生する仕事が増えている。基準法改正によって古民家再生がしにくくなることのないよう、国交省へのはたらきかけもする。
2007年6月27日つくり手の声:暑さ寒さとつきあう知恵 夏の蒸し暑さや強い日射し、冬の寒さなどに、どう対応する? 「職人がつくる木の家」では、軒の出、土壁の効用、風の通り道づくり、緑化・・など、自然に対して閉じるのでなく、自然をうまくとりこんで暮らす知恵や工夫がたくさん!つくり手会員がブログにアップした生の声を編集してお届けします。
2007年4月1日設計士・古川保さん(古川設計室):木の家づくりは仕組みづくり まちづくりを目指し、ハウスメーカーから木の家づくりへと180度転換した古川さん。地元の職人との「川尻六工匠」としての活動、「熊本の木で家をつくる会」立ち上げなど、古川さんが数々の仕組みをつくってきた軌跡を追う。
2007年2月26日工務店・宮本繁雄さん(建築工房 悠山想):古びない家 設計士でありながら、大工8人を抱える工務店を経営する宮本さん。彼が設計する家には、日本人がつくってきた家に脈々と流れる「自然と共生する」感覚が現代的な形で取り入れられている。
2007年1月26日大工・梅田忠臣さん(梅田建築):風の抜ける足固めの家 土台を敷かずに柱を基礎に置く「足固め構法」の実践者として知られる大工棟梁・梅田さんを熊本に訪ねた。新築の和風住宅の建築例に、大工棟梁ならではの木の表情を活かした繊細な表現が随所に散りばめられている。
2006年12月26日木の家ネット第六期総会・三重大会レポート 式年遷宮に向けての準備が進む伊勢で行われた第六期総会・三重大会をレポート。河崎の蔵のまちなみ、賓日館での三重大会、深夜におよぶ分科会など、充実したプログラムで年に一度の総会を楽しんだ。
2006年11月26日大工・池上算規さん(大工 池上):長崎県産材100%の家ができるまで 自分や人のいのちをそこなわない家づくりを求めていったら、近くの山の木での家づくりにたどりついたという池上さん。住まい手といっしょに近くの山と人とのつながりを取り戻すところからスタートした家づくりだった。
2006年10月25日その木のふるさとを知る 原木市場、製材市場、材木問屋・・山の木が木の家の材料になるまでの複雑の流通経路が「分かりにくい」のはなぜか? プレカット工場の台頭などによる昨今の変化、そして、木の家ネットメンバーが実践している「山の木と住む人を結ぶ家づくり」について説く。
2006年9月1日道具と大工 木の家づくりで大工の腕を支えてきた大工道具。電動工具の時代になっても、優れた手の道具は欠かない。地金と鋼を火造りして研ぎやすく切れ味のよい打ち刃物をつくり出す日本の鍛冶屋の技を紹介する。
2006年7月25日設計士・徃見寿喜さん(樹音建築設計事務所):設計×環境=木の家づくり かっこいい建築に憧れて設計を志した往見さん。彼を木の家づくり、ホームレスの人との関わり、まちづくりなどの活動などに駆り立てるのは「手応えのあることをしたい!」という気持ちだった。
2006年6月25日設計士・菊池憲夫さん(金ケ崎建築設計舎):古民家を住み継ぐ 岩手県の菊地さんが再生した古民家を訪ね、古民家と現在の住まいとの違い、家族のあり方が変化したことでどのよう間取りが変化してきたのかを見る。
2006年5月25日設計士・佐々木文彦さん(ササキ設計):老後を田舎で暮らす家 退職後の第二の人生は畑や趣味で暮らしたい。そんな希望にこたえて宮城県のササキさんが設計した家に住むステキな2家族を訪問。住んでみての感想を、語ってもらった。
2006年4月25日大工・宮内寿和さん(宮内建築):大工が挑戦する「水中乾燥」 現場に入って来る木の乾燥状態がよくないために後から起きる「割れ」や「裂け」をなんとかしたい!大工としてそう強く願う宮内さん。木をいったん水につけてから乾かす「水中乾燥」の検証へと、動き出した。
2006年3月25日「林業をやる」ってどんなこと? 林業への新規就業を希望する若者が増え続けているが、「林業」の実態とはいったいどんなものなのか? 技術面、雇用形態、山村地域で生きることなど、さまざまな角度からレポート。
2006年2月25日大工・西澤政男さん(西澤工務店):きちんとつくってこそ、伝統構法 彦根城、多賀大社などの修復等を手がけてきた西澤さんが、社寺建築の現場を通して、見えないところにまで手をかける職人の心意気を語る。伝統構法の見直しで今後注目される差鴨居構法についても詳述。
2006年1月26日つくり手の声:木の家の良さって? つくり手会員にお題を出して答を寄せてもらう新企画第一弾のお題は「木の家の良さって?」。森で育てられた木が材になり、木の家になり、時を経る。その魅力について思いっきり語ってもらった。
2005年11月25日大工・川村克己さん(川村工務店):石場立ての家 基礎と建物とを緊結せず、柱を一本ずつ玉石の上に載せる「石場立て」でオープンハウス兼自邸を建てている川村工務店の現場を訪ねた。自然を抑え込まないで地震をやり過ごすという柔の技術を見た!
2005年10月26日建具職人・有賀恵一さん(有賀建具店):ちがっているから、おもしろい 「木はさまざまである」ということを愛する有賀さんが、国産材無垢の建具を、そしてさまざまな木を使った家具を手がけるようになるまでの道のりを語る。長野県「森世紀工房」の動きにも注目!
2005年7月25日四天王幼稚園ワークスクール:ぼくがこれ、つくったんだ! 大工たちが、幼稚園児と親たちがいっしょにワークショップでつくったツリーハウス風ウッドデッキ。こどもたちがかなづちを握った一日は親子にとってどんな体験だったのか?
2005年6月25日伊勢神宮遷宮・御杣始祭り:300年の大木を伐る! 20年に一度の式年遷宮に使われる木は、「三ツ緒伐り」という伝統の伐採の神事によって得られる。「木のいのちをいただくのだから、大切に使う」という日本の大工技術。その原点を見た。
2005年5月25日探ってみよう、木の家の「底力」 伝統構法の見直しが、研究者の間でもやっと始まりつつある。それまで日本のあたりまえの家であった「古い道理の家」が、なぜ戦後の建築基準法に位置づけてこられなかったのか。そして今、どんな視点で見直されつつあるのかに焦点をあてる。
2005年4月27日サツキとメイと私の家 : 愛・地球博レポート 愛・地球博での大人気だった「サツキとメイの家」。それは映画そっくりの家ではなくて、「本物の家」だった。万博期間中、わずかな人しか見る事のできなかったこの家を、詳しくレポート。
2005年4月25日新しい道理と古い道理? 新潟地震調査報告 新潟地震被災地でも伝統的な家が多い栃尾市の山間部に、木の家ネットの調査隊が入り、住民の建物相談に対応した。実際の被災状況に見た「古い道理」の合理性とは?
2005年2月25日緑の日本であり続けるために なぜ、植林が放棄される禿げ山が急増しているのか? 山の収支を実際にひもときながら、国産材需要が低迷している理由、国産材を意識して使うことの意義を林材ジャーナリスト・赤堀がレポートする。
2005年1月25日林業・和田善行さん(TSウッド協同組合):山側から提案する家づくり 「自分たちの山の木はこう使ってもらいたい」モデルハウスをつくって住まい手と直結する産直システムを構築。昔ながらの「葉枯らし」による木材乾燥技術の復活。さまざまな挑戦をしてきた和田さんが語る。
2004年12月25日設計士・佐藤恵子さん(佐藤建築企画設計):のんびり家 のんびり、ゆったりと暮らせる家。お年寄りがくつろいで過ごせる福祉施設。考えていったら、木の空間になっていった。女性ならではの「くらしの視点」からの施工例の数々。
2004年11月25日木の家ネット第四期総会報告 滋賀県大津市で行われた第四期総会をレポート。内容は、地域ネットワークの活動報告、鈴木祥之京大教授による「限界耐力計算法」の講演会、延暦寺根本中堂見学など。
2004年10月25日NPO関善賑わい屋敷・曳家工事:この家が動く! 秋田県鹿角市に明治後期に建てられた大きな屋敷「関善酒店」。まちなみ整備にかかったが、建物を解体することなく移動した。圧巻の曵家の現場と、そこまでしてその家を守ろうとした地元の人たちの想いをレポート。
2004年9月25日木楽蔵:工務店で木の自然乾燥 ちゃんとした木を使いたい。ならば、自分のところでゆっくり乾燥できる時間をとろう。そんな発想が、もう木を出さなくなっていた地元の山の木を使う運動にまで展開していく。
2004年8月25日工務店・織田清さん(織田住建):工夫し続けて40年 地元福井の木を使って、福井の気候風土に合った家をつくる。あたりまえのことをしているだけ、と言う織田さん。いいものをつくりたい、提供したい、という大工としてのたゆまぬ工夫がその背後にはある。
2004年7月25日五月組:あのサツキとメイの家を建てる 愛・地球博の目玉のひとつは、あの映画「となりのトトロ」の舞台となった家の再現。木の家ネットの若い親方、棟梁と大工たちがその工事に関わった。その建前のレポート。
2004年4月25日火の用心(前編) 「木の家は燃えやすい」は本当か?を実際の火事の現場例に学ぶ。「燃えて守る」木の炭化という性質、炭化してなお構造的強度を維持するために木の断面を大きく使う「燃えしろ設計」の大切さを再認識。
2004年3月25日製材・鈴木禎一さん(あさひ製材):山の木と住む人との縁結び 木材流通機構の中、「この木を自分の家に使いたい!」という要望を聞く製材工場はほとんどなくなっている。そんな中、鈴木さんの製材所では、委託加工の「賃挽き」をし続けている。
2004年2月25日木の家ネット第三期総会報告 愛知県犬山市で行われた第三期総会をレポート。内容は、大橋好光熊本県立大学助教授による「土壁の強度実験について」の講演会、会員の意思をひとつにまとめた犬山宣言、如庵見学など。
2004年1月25日設計士・長谷川敬さん(長谷川敬アトリエ):人が生き生きと暮らせる家 疎開先での体験から、大地と生活とをつなぐ物質循環を可能にする「働く家」を提唱するに至った長谷川さんの心境と実践を、山梨に移住した事務局とのインタビュー形式で。
2003年12月25日土壁告示 建築基準法において低く評価されてきた土壁の壁倍率が、実験データをもとに以前の最高で3倍(壁倍率1.5)まで認められるようになった。新しい告示の内容と、再評価の背景についてレポート。
2003年11月25日太陽と大地の恵み 木、土、竹、草、石。日本の家はそもそも、身近な自然素材でつくられてきた。再生可能資源や自然エネルギー利用の必要がせまられる今、日本の家がふたたび注目を集めている。
2003年9月25日設計士・宮越喜彦さん(木住研):伝統構法は追い風 ひょうたん棚で事務所の涼をとるという宮越さん。木の家づくりという昔からある技術、木の家での住まい方の中に、現代の生活に活かせる知恵を見る。
2003年5月25日ひとときネットとワークショップ「き」組:ネットワークで家づくり 滋賀のひとときネット、東京のワークショップ「き」組。住まい手とつくり手とを顔の見える関係でつなぐ家づくりを実践している二つのグループの活動を紹介
2003年4月25日設計士・岩波正さん(三和総合設計):なんで木の家がいいのか、とことん考える つくる人の都合でなく、住む人の幸せを考えていったら、やっぱり木の家がいいと思い至った岩波さん。庶民に手の届く価格での家づくりを実現するためにに励んでいる。
2003年3月25日建具という装置 襖、障子、雨戸など・・。内と外とをゆるやかにつなぎ、必要に応じて仕切る建具を抜きに、日本の家は語れない。建具のルーツをはるか平安時代に求め、建具を切り口に北原白秋の童謡「ちんちん千鳥」の読み解きを試みる。
2002年12月25日設計士・丹羽明人さん(丹羽明人アトリエ):納得できる答を探して 伝統を現代に受け継ぐヨーロッパの暮らし方にあこがれ、古民家再生を通して、日本の伝統的な木組み土壁の家にたどりついた丹羽さん。自然素材、国産材、職人の手仕事で、環境負荷も少なく、健康に、長く住み続けられる家づくりを実践している。
2002年8月25日林材ジャーナリスト・赤堀楠雄さん:無理のない自然な存在、それが木の家 小さい頃に自然なものに接するかどうかで、その大切さを分かるかどうかが決まる。林材ジャーナリストの赤堀さんの原点をたどる。
2002年5月25日建具職・西島広幸さん(西島建具店):最後に現場に入って和をとる仕事 建具が入ることによって、それまで工事現場だったのが、人の住む家に変わる。建具職人の西島さんの仕事へのこだわりについて聞く。
2002年3月25日左官職人・勝又久治さん(勝又左官工業所):木の家にはやっぱり土壁! 「木の家にはやっぱり土壁がいいんだよ」と力説する左官職の勝又さん。左官の土仕事を支えて来たものはなんだったのか?にまで触れながら、これまでの歩みを語る。
2002年2月25日大工・中村武司さん(工作舎):旅する大工、つながる大工、話せる大工 伝統構法を実践する若い大工たちのネットワークを育ててきた中村さん。そのつながりが、のちに「サツキとメイの家」を建てた「五月工務店」へと発展していく。
2001年11月25日工務店・渡邊隆さん(風基建設):五十年後、百年後に木の家が残る環境をつくること 名棟梁・田中文男の番頭役として経験を積み、文化財修復を多く手がける渡邊さん。いい家を長く住み継ぐには、相続税や登録文化財制度が町並みをも意識したものになっていく必要があると説く。