この「アンケート第一次報告」は、2009年11月14日〜15日に熊本で行われた職人がつくる木の家ネット第9期総会で実施して得た回答と、同年12月1日〜18日までインターネット上で公開で行ったアンケートの結果をまとめて集計したものです。
全819回答の全文
のべ819の回答をテーマ別に仕分け、名前は匿名で、職業別と地域は表示して、まとめました。
アンケート全集計結果 |
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閲覧用(HTML版 8ページ) |
印刷用(PDF版 A4で71ページ) |
- HTML版は別ウィンドウで開きます。
- ポイントと思われる発言は強調表示してあります。
- 発言番号の頭に■がついているものは、木の家ネットメンバーからの回答です。
8つのテーマのまとめシート
アンケート結果を分類し、その要旨を木の家ネットの有志が12/16~18に集まり、話し合ってまとめました。ひとつのテーマに一枚ずつ、目で見て分かりやすい、きれいな写真入りシートをつくりました。これで基準法再改正にむけて、伝統構法を指向する現場のつくり手たちが何を要望しているか、あなたにも分かってもらえるはず!
テーマ名をクリックすると シートが別ウィンドウで開きます。 | 要旨 |
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1. 全体的な考え方 | 「伝統構法」に性質にあった基準をつくるべきだ |
2. 足元まわりの構造 | 「石場建て」がふつうにできるようにしてほしい |
3. 接合部について | 金物を必要としない「木組み」を正しく評価してほしい |
4. 構造性能の評価について | 変形しながら粘り強くもちこたえる伝統構法の構造性能を評価して欲しい |
5. 木材の評価について | 伝統構法には、高温乾燥はあわない |
6. 既存の伝統構法建築を、 社会的ストックとして活かすための提言 | いい古い家やまちなみを未来につなげていくために |
7. 現在進められている 住宅政策に対しての提言 | より上をめざす住宅政策が、伝統構法をとりこぼすことにならないために |
8. 伝統構法について、特に確認審査が 滞っている問題点について | 限界耐力計算による伝統構法住宅を適判送りにすることなく、確認審査できる体制を |
印刷にはこちらをお使いください。 |
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A3で全8ページ(PDF版) |
A4で全16ページ(PDF版) |
条文へのリンク入り、中間報告
2009年12月1日~18日のアンケート公募期間に先立って、11/14~15におこなわれた木の家ネット第9期総会・熊本大会で実施した同内容のアンケートの中間報告をこちらからお読みいただけます。条文へのリンクが張られていて、なかなか便利です。