2017年8月8日家にお風呂が入るまで 家にはお風呂があるのって、結経、最近になってからのことらしい?!家にお風呂が入るようになるまでの歩みを、たどります! 2015年11月9日第14期 木の家ネット総会 岐阜・加子母大会 2014年10月に岐阜で行われた総会。会員の石場建てや改正省エネ法の発表、加子母の神宮備林や明治座の見学など充実した内容の二日間のレポート。 2015年3月13日伝統構法をユネスコ無形文化遺産に! 3/28は京都へ! この運動のスタートを切るキックオフフォーラムがあります。共感の輪が広がって、伝統構法が世界の宝となりますように! 2014年11月26日無くなっては困る!刻み用電動工具:込み栓角ノミを復活させるためのアクション 大工が構造材を刻む伝統木造には必須の刻み用電動工具の廃番が相次いでいます。なんとかしなくては!と、大工たちが、立ち上がりました。 2014年5月1日新代表 大江忍インタビュー これからの「職人がつくる木の家ネット」 2013年10月の総会で、木の家ネットの新たな代表となった大江忍さんが語る「7つの夢」とは? 2014年1月2日第13期木の家ネット総会 奈良大会 室生寺、吉野の山の樹齢四百年の大杉、薬師寺・・充実の総会の様子を、美しい写真でご堪能ください! 2013年4月30日大工・沖野誠一さん(沖野建築):土佐の大工が土佐の素材でつくる家! こだわりの仕事ぶりで名を轟かせている高知の熱い大工、沖野さんが携わる「84プロジェクト」の84とは何の数字? 2013年2月26日設計士・草野鉄男さん(草野鉄男建築工房): 納得してたどりついた本物の木の家づくり 冬期にはかなりの積雪があり、夏は結構暑い富山での気候や地域性に合った理想の家づくりとは? 2010年11月26日工務店・山本兵一さん(大兵工務店):蔵の街の再生をめざして 北関東の小江戸とよばれる栃木県栃木市で工務店を営む大兵工務店の山本さんの現場報告です。地元のとちぎ祭りで山車を引き、蔵の街並を再生するために伝建地区指定、建築関係者の間での伝統技術の勉強会開催など、精力的に活動する山本さん。数寄家、社寺建築、漆喰塗り壁などさまざまな「引き出し」をもつ山本さんの現場や作業場を訪れ、仕事への思いを聞かせていただきました。 2010年9月9日こんな土壁つくってます?アンケート集計特集 木の家ネットで集めていた「土壁アンケート」のまとめです。地域性、親方から受け継いだ技術の違い、土の性質・・さまざまな要素がからみあい、多様な回答に結びついてます。また、それぞれの回答の背後には、そう答える理や必然性も見えてきます。「いちがいに言えない」土壁の世界の幅を感じてください! 2010年4月27日大工・高橋俊和さん(都幾川木建):初原の営みに魅せられて 埼玉県のときがわ町に高橋さんを訪ねました。長い時間を生きた木がそのまま家の大黒柱となり、家の中心軸となります。そのような家では、木は家づくりの材料であるだけでなく、家の魂となって宿っています。結(ユイ)での家づくりが色濃く残る三宅島で高橋さんが大工棟梁に学んだ伝統構法は、技術としてだけでなく、民族の精神文化として、しっかり受け継がれています。 2009年12月31日木の家ネット第9期総会・熊本大会の報告 2009年11月15-16日、熊本で木の家ネットの総会が行われました。復元整備が進む熊本城の見学と設計監理者によるお話、改正基準法再改正にむけてのアンケート実施、北原昭夫先生による鳥取地震に学ぶ講演などもりだくさんの内容。 2009年12月25日速報!アンケートの全回答とまとめ 改正建築基準法の再改正に向けての公開アンケートに、回答のご協力ありがとうございました。全回答を匿名でまとめました。生の声はなかなか読み応えあり!ほか、アンケート回答をもとに、8つのテーマについて、まとめシートを作成しました。ぜひご覧ください 2009年11月27日「職人がつくる木の家」づくりを未来につなげるアンケート 改正建築基準法の再改正に向けて公開アンケートを実施し、09年12月18日までに、200余名の方から800以上の回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。2010年2月末には、報告をアップしますので、どうぞお楽しみに。 2009年10月6日第三回これ木連フォーラム「伝統構法はこれからどこへ向かうのか?」の報告 「ちょっと待ってーな!こんなんでほんまに伝統構法、まもれるんやろか」これ木連第三回フォーラムが9/12に開催されました。3年の予定の半ばを過ぎた「伝統構法の性能検証・設計法構築事業」の先行きに、委員として参加する実務者たちは不安を抱いています。その理由は? 関係者はそれぞれ、どう思っているのでしょうか? 2009年8月2日アルチザン・プロジェクトat名古屋、始動! 2008年11月?12月にE-ディフェンスで行われた伝統木造住宅実大振動実験で揺らした実験棟を、月イチで木の家づくり関連のワークショップを開催しながら再建するプロジェクトが名古屋で始まりました。泥コン屋さん訪問&土練りワークショップのレポートと、今回のプロジェクトの立ち上げ人である中村武司さんにインタビューをお送りします。 2009年6月4日「伝統木造のこれから」住宅瑕疵担保責任保険、伝統構法の扱いは? 2009年10月以降引き渡しの新築住宅は「住宅瑕疵担保責任保険」加入が義務となる。「つくった家の面倒をずっと見るのはあたりまえ」と思うつくり手には「?」な保険制度。しかも、伝統木造は防水面で保険対象となるか不明瞭?? これ木連主催で行った、つくり手の疑問を保険法人になげかける勉強会のレポートも織り交ぜ、この保険を徹底解剖。 2009年3月25日「伝統木造のこれから」大橋好光教授の展望は? 伝統木造建物を建築基準法に位置づけるための設計法を構築するための国家事業の中心的な存在である大橋好光教授。これ木連主催の第二回シンポジウムでご本人の口から語られた事業に取り組む基本姿勢と今後の展望をレポート。実務者側の本音の感想も最後に付け加えた。 2009年1月26日伝統木造設計法構築に向けて、実物大実験! 2008年11月~12月にE-ディフェンスで行われた伝統木造住宅実大振動実験のレポートです。実物大の家を大きな振動台にのせ、さまざまな地震波で揺らしたところ、基準法レベルの耐震性はクリアしていること、阪神・淡路大震災のJMA神戸波でも、結構もちこたえることが分かりました。実験映像もご覧いただけます。 2008年10月25日緑を絶やさないために 日本三大美林の一つとして有名な木曽ヒノキの森を、林材ジャーナリストの赤堀楠雄が訪ねます。樹齢300年のヒノキの大木が林立する森は、どのようにできたのでしょうか。そして、この先どうなるのでしょうか? 緑の列島と呼ばれる日本が、健全な林業を営むことのできる知恵を探ります。 2008年9月27日鈴木祥之先生(立命館大学教授):伝統構法で使える耐震設計法を探る 限界耐力計算を使って、仕様規定にはのらない伝統構法の耐震性を評価する手法を編み出し、伝統構法関係者に絶大な支持を受けている鈴木祥之先生。京都に先生をお訪ねし、阪神大震災をきっかけに木造へとシフトしていった経緯や、設計マニュアルづくり、実大実験などについて語っていただいた。 2008年9月1日建前から見えた家の姿 山梨の八ヶ岳南麓にある木の家ネット事務局では、今、庭に小屋を建築中です。伝統構法、石場立て、置き屋根、板葺き、という特殊な小屋ですが、その上棟を祝う儀式、建前(たてまえ)を通じて、家と家族の姿について考えます。 2007年9月27日大工・金田克彦さん(大┛(だいかね)建築):幸せをつくる大工 京都府綾部市の大工、金田さん。地元のつながりの中で、いい職人と組み、いい木の仕事をすることで、施主も職人も「幸せ」になれることをめざしている。これまでに手がけて来た古い農家、京町家の改修の事例を紹介。 2007年5月25日日本人の暮らしと木 日本の暮らしに深く関わりのある素材である木。その用途は建築にとどりません。「木でなきゃ!」という物、どれだけ思い浮かべられますか? 2006年12月26日木の家ネット第六期総会・三重大会レポート 式年遷宮に向けての準備が進む伊勢で行われた第六期総会・三重大会をレポート。河崎の蔵のまちなみ、賓日館での三重大会、深夜におよぶ分科会など、充実したプログラムで年に一度の総会を楽しんだ。 2006年4月25日大工・宮内寿和さん(宮内建築):大工が挑戦する「水中乾燥」 現場に入って来る木の乾燥状態がよくないために後から起きる「割れ」や「裂け」をなんとかしたい!大工としてそう強く願う宮内さん。木をいったん水につけてから乾かす「水中乾燥」の検証へと、動き出した。 2005年11月25日大工・川村克己さん(川村工務店):石場立ての家 基礎と建物とを緊結せず、柱を一本ずつ玉石の上に載せる「石場立て」でオープンハウス兼自邸を建てている川村工務店の現場を訪ねた。自然を抑え込まないで地震をやり過ごすという柔の技術を見た! 2005年6月25日伊勢神宮遷宮・御杣始祭り:300年の大木を伐る! 20年に一度の式年遷宮に使われる木は、「三ツ緒伐り」という伝統の伐採の神事によって得られる。「木のいのちをいただくのだから、大切に使う」という日本の大工技術。その原点を見た。 2005年1月25日林業・和田善行さん(TSウッド協同組合):山側から提案する家づくり 「自分たちの山の木はこう使ってもらいたい」モデルハウスをつくって住まい手と直結する産直システムを構築。昔ながらの「葉枯らし」による木材乾燥技術の復活。さまざまな挑戦をしてきた和田さんが語る。 2004年7月25日五月組:あのサツキとメイの家を建てる 愛・地球博の目玉のひとつは、あの映画「となりのトトロ」の舞台となった家の再現。木の家ネットの若い親方、棟梁と大工たちがその工事に関わった。その建前のレポート。 2004年6月25日火の用心(後編) 瓦屋根、しっくいの塗り壁、うだつ、土蔵づくり・・。日本の伝統的な家づくりにも耐火構造があった!火事に強いだけでなく、美しい町並みにも寄与しているその実例を紹介。 2004年4月25日火の用心(前編) 「木の家は燃えやすい」は本当か?を実際の火事の現場例に学ぶ。「燃えて守る」木の炭化という性質、炭化してなお構造的強度を維持するために木の断面を大きく使う「燃えしろ設計」の大切さを再認識。 2003年12月25日土壁告示 建築基準法において低く評価されてきた土壁の壁倍率が、実験データをもとに以前の最高で3倍(壁倍率1.5)まで認められるようになった。新しい告示の内容と、再評価の背景についてレポート。 2003年9月25日設計士・宮越喜彦さん(木住研):伝統構法は追い風 ひょうたん棚で事務所の涼をとるという宮越さん。木の家づくりという昔からある技術、木の家での住まい方の中に、現代の生活に活かせる知恵を見る。 2003年8月25日縁のある家 縁側や軒といった内と外との緩衝地帯をもつことは、日本の家のひとつの大きな特徴である。夏の直射日光をさえぎり、冬の低い日を取り込む知恵に触れてみよう。 2003年7月25日民家実測 築80年の古民家を改修して住むにあたっての民家実測調査をレポート。昔ながらの間取りに往時の生活に思いを馳せる。 2003年4月25日設計士・岩波正さん(三和総合設計):なんで木の家がいいのか、とことん考える つくる人の都合でなく、住む人の幸せを考えていったら、やっぱり木の家がいいと思い至った岩波さん。庶民に手の届く価格での家づくりを実現するためにに励んでいる。 2003年3月25日建具という装置 襖、障子、雨戸など・・。内と外とをゆるやかにつなぎ、必要に応じて仕切る建具を抜きに、日本の家は語れない。建具のルーツをはるか平安時代に求め、建具を切り口に北原白秋の童謡「ちんちん千鳥」の読み解きを試みる。 2003年2月25日柱の家 日本の家はそもそも、柱の家だった。そのことが、部屋と部屋のつながり、間仕切り方、外とのつながりをどのように性格づけたのか? 2002年11月25日木造軸組 竪穴式住居以来、木を地面に立てて柱とするところからはじまった日本の家。知恵と工夫を重ねながら発展して来た木造軸組の歩みを振り返る。 2002年2月25日大工・中村武司さん(工作舎):旅する大工、つながる大工、話せる大工 伝統構法を実践する若い大工たちのネットワークを育ててきた中村さん。そのつながりが、のちに「サツキとメイの家」を建てた「五月工務店」へと発展していく。 2002年1月25日Q&A:環境篇 国産材を使う理由、木の家の寿命、木の家と環境、木の家と健康、マンションのリフォームでもできることを説いたQ&A。 2001年11月25日工務店・渡邊隆さん(風基建設):五十年後、百年後に木の家が残る環境をつくること 名棟梁・田中文男の番頭役として経験を積み、文化財修復を多く手がける渡邊さん。いい家を長く住み継ぐには、相続税や登録文化財制度が町並みをも意識したものになっていく必要があると説く。
2015年11月9日第14期 木の家ネット総会 岐阜・加子母大会 2014年10月に岐阜で行われた総会。会員の石場建てや改正省エネ法の発表、加子母の神宮備林や明治座の見学など充実した内容の二日間のレポート。
2014年11月26日無くなっては困る!刻み用電動工具:込み栓角ノミを復活させるためのアクション 大工が構造材を刻む伝統木造には必須の刻み用電動工具の廃番が相次いでいます。なんとかしなくては!と、大工たちが、立ち上がりました。
2010年11月26日工務店・山本兵一さん(大兵工務店):蔵の街の再生をめざして 北関東の小江戸とよばれる栃木県栃木市で工務店を営む大兵工務店の山本さんの現場報告です。地元のとちぎ祭りで山車を引き、蔵の街並を再生するために伝建地区指定、建築関係者の間での伝統技術の勉強会開催など、精力的に活動する山本さん。数寄家、社寺建築、漆喰塗り壁などさまざまな「引き出し」をもつ山本さんの現場や作業場を訪れ、仕事への思いを聞かせていただきました。
2010年9月9日こんな土壁つくってます?アンケート集計特集 木の家ネットで集めていた「土壁アンケート」のまとめです。地域性、親方から受け継いだ技術の違い、土の性質・・さまざまな要素がからみあい、多様な回答に結びついてます。また、それぞれの回答の背後には、そう答える理や必然性も見えてきます。「いちがいに言えない」土壁の世界の幅を感じてください!
2010年4月27日大工・高橋俊和さん(都幾川木建):初原の営みに魅せられて 埼玉県のときがわ町に高橋さんを訪ねました。長い時間を生きた木がそのまま家の大黒柱となり、家の中心軸となります。そのような家では、木は家づくりの材料であるだけでなく、家の魂となって宿っています。結(ユイ)での家づくりが色濃く残る三宅島で高橋さんが大工棟梁に学んだ伝統構法は、技術としてだけでなく、民族の精神文化として、しっかり受け継がれています。
2009年12月31日木の家ネット第9期総会・熊本大会の報告 2009年11月15-16日、熊本で木の家ネットの総会が行われました。復元整備が進む熊本城の見学と設計監理者によるお話、改正基準法再改正にむけてのアンケート実施、北原昭夫先生による鳥取地震に学ぶ講演などもりだくさんの内容。
2009年12月25日速報!アンケートの全回答とまとめ 改正建築基準法の再改正に向けての公開アンケートに、回答のご協力ありがとうございました。全回答を匿名でまとめました。生の声はなかなか読み応えあり!ほか、アンケート回答をもとに、8つのテーマについて、まとめシートを作成しました。ぜひご覧ください
2009年11月27日「職人がつくる木の家」づくりを未来につなげるアンケート 改正建築基準法の再改正に向けて公開アンケートを実施し、09年12月18日までに、200余名の方から800以上の回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。2010年2月末には、報告をアップしますので、どうぞお楽しみに。
2009年10月6日第三回これ木連フォーラム「伝統構法はこれからどこへ向かうのか?」の報告 「ちょっと待ってーな!こんなんでほんまに伝統構法、まもれるんやろか」これ木連第三回フォーラムが9/12に開催されました。3年の予定の半ばを過ぎた「伝統構法の性能検証・設計法構築事業」の先行きに、委員として参加する実務者たちは不安を抱いています。その理由は? 関係者はそれぞれ、どう思っているのでしょうか?
2009年8月2日アルチザン・プロジェクトat名古屋、始動! 2008年11月?12月にE-ディフェンスで行われた伝統木造住宅実大振動実験で揺らした実験棟を、月イチで木の家づくり関連のワークショップを開催しながら再建するプロジェクトが名古屋で始まりました。泥コン屋さん訪問&土練りワークショップのレポートと、今回のプロジェクトの立ち上げ人である中村武司さんにインタビューをお送りします。
2009年6月4日「伝統木造のこれから」住宅瑕疵担保責任保険、伝統構法の扱いは? 2009年10月以降引き渡しの新築住宅は「住宅瑕疵担保責任保険」加入が義務となる。「つくった家の面倒をずっと見るのはあたりまえ」と思うつくり手には「?」な保険制度。しかも、伝統木造は防水面で保険対象となるか不明瞭?? これ木連主催で行った、つくり手の疑問を保険法人になげかける勉強会のレポートも織り交ぜ、この保険を徹底解剖。
2009年3月25日「伝統木造のこれから」大橋好光教授の展望は? 伝統木造建物を建築基準法に位置づけるための設計法を構築するための国家事業の中心的な存在である大橋好光教授。これ木連主催の第二回シンポジウムでご本人の口から語られた事業に取り組む基本姿勢と今後の展望をレポート。実務者側の本音の感想も最後に付け加えた。
2009年1月26日伝統木造設計法構築に向けて、実物大実験! 2008年11月~12月にE-ディフェンスで行われた伝統木造住宅実大振動実験のレポートです。実物大の家を大きな振動台にのせ、さまざまな地震波で揺らしたところ、基準法レベルの耐震性はクリアしていること、阪神・淡路大震災のJMA神戸波でも、結構もちこたえることが分かりました。実験映像もご覧いただけます。
2008年10月25日緑を絶やさないために 日本三大美林の一つとして有名な木曽ヒノキの森を、林材ジャーナリストの赤堀楠雄が訪ねます。樹齢300年のヒノキの大木が林立する森は、どのようにできたのでしょうか。そして、この先どうなるのでしょうか? 緑の列島と呼ばれる日本が、健全な林業を営むことのできる知恵を探ります。
2008年9月27日鈴木祥之先生(立命館大学教授):伝統構法で使える耐震設計法を探る 限界耐力計算を使って、仕様規定にはのらない伝統構法の耐震性を評価する手法を編み出し、伝統構法関係者に絶大な支持を受けている鈴木祥之先生。京都に先生をお訪ねし、阪神大震災をきっかけに木造へとシフトしていった経緯や、設計マニュアルづくり、実大実験などについて語っていただいた。
2008年9月1日建前から見えた家の姿 山梨の八ヶ岳南麓にある木の家ネット事務局では、今、庭に小屋を建築中です。伝統構法、石場立て、置き屋根、板葺き、という特殊な小屋ですが、その上棟を祝う儀式、建前(たてまえ)を通じて、家と家族の姿について考えます。
2007年9月27日大工・金田克彦さん(大┛(だいかね)建築):幸せをつくる大工 京都府綾部市の大工、金田さん。地元のつながりの中で、いい職人と組み、いい木の仕事をすることで、施主も職人も「幸せ」になれることをめざしている。これまでに手がけて来た古い農家、京町家の改修の事例を紹介。
2006年12月26日木の家ネット第六期総会・三重大会レポート 式年遷宮に向けての準備が進む伊勢で行われた第六期総会・三重大会をレポート。河崎の蔵のまちなみ、賓日館での三重大会、深夜におよぶ分科会など、充実したプログラムで年に一度の総会を楽しんだ。
2006年4月25日大工・宮内寿和さん(宮内建築):大工が挑戦する「水中乾燥」 現場に入って来る木の乾燥状態がよくないために後から起きる「割れ」や「裂け」をなんとかしたい!大工としてそう強く願う宮内さん。木をいったん水につけてから乾かす「水中乾燥」の検証へと、動き出した。
2005年11月25日大工・川村克己さん(川村工務店):石場立ての家 基礎と建物とを緊結せず、柱を一本ずつ玉石の上に載せる「石場立て」でオープンハウス兼自邸を建てている川村工務店の現場を訪ねた。自然を抑え込まないで地震をやり過ごすという柔の技術を見た!
2005年6月25日伊勢神宮遷宮・御杣始祭り:300年の大木を伐る! 20年に一度の式年遷宮に使われる木は、「三ツ緒伐り」という伝統の伐採の神事によって得られる。「木のいのちをいただくのだから、大切に使う」という日本の大工技術。その原点を見た。
2005年1月25日林業・和田善行さん(TSウッド協同組合):山側から提案する家づくり 「自分たちの山の木はこう使ってもらいたい」モデルハウスをつくって住まい手と直結する産直システムを構築。昔ながらの「葉枯らし」による木材乾燥技術の復活。さまざまな挑戦をしてきた和田さんが語る。
2004年7月25日五月組:あのサツキとメイの家を建てる 愛・地球博の目玉のひとつは、あの映画「となりのトトロ」の舞台となった家の再現。木の家ネットの若い親方、棟梁と大工たちがその工事に関わった。その建前のレポート。
2004年4月25日火の用心(前編) 「木の家は燃えやすい」は本当か?を実際の火事の現場例に学ぶ。「燃えて守る」木の炭化という性質、炭化してなお構造的強度を維持するために木の断面を大きく使う「燃えしろ設計」の大切さを再認識。
2003年12月25日土壁告示 建築基準法において低く評価されてきた土壁の壁倍率が、実験データをもとに以前の最高で3倍(壁倍率1.5)まで認められるようになった。新しい告示の内容と、再評価の背景についてレポート。
2003年9月25日設計士・宮越喜彦さん(木住研):伝統構法は追い風 ひょうたん棚で事務所の涼をとるという宮越さん。木の家づくりという昔からある技術、木の家での住まい方の中に、現代の生活に活かせる知恵を見る。
2003年4月25日設計士・岩波正さん(三和総合設計):なんで木の家がいいのか、とことん考える つくる人の都合でなく、住む人の幸せを考えていったら、やっぱり木の家がいいと思い至った岩波さん。庶民に手の届く価格での家づくりを実現するためにに励んでいる。
2003年3月25日建具という装置 襖、障子、雨戸など・・。内と外とをゆるやかにつなぎ、必要に応じて仕切る建具を抜きに、日本の家は語れない。建具のルーツをはるか平安時代に求め、建具を切り口に北原白秋の童謡「ちんちん千鳥」の読み解きを試みる。
2002年2月25日大工・中村武司さん(工作舎):旅する大工、つながる大工、話せる大工 伝統構法を実践する若い大工たちのネットワークを育ててきた中村さん。そのつながりが、のちに「サツキとメイの家」を建てた「五月工務店」へと発展していく。
2001年11月25日工務店・渡邊隆さん(風基建設):五十年後、百年後に木の家が残る環境をつくること 名棟梁・田中文男の番頭役として経験を積み、文化財修復を多く手がける渡邊さん。いい家を長く住み継ぐには、相続税や登録文化財制度が町並みをも意識したものになっていく必要があると説く。