顔を合わせて話せるのが 木の家ネットの魅力!
「顔の見える関係」と「未来への志向性」を確認。

木の家ネット代表の加藤長光さん。
6日13時半からの総会では、幹事・会長の挨拶、会計・更新状況報告、コンテンツ企画提案に引き続き、運営委員会で検討されてきた「会則と入会資格」を加藤会長が読み上げた。木組みの家づくりを実践する集まりというだけでなく、山とつくり手と住まい手とを「信頼関係で」つなぎ、持続可能な未来をつくりだしていこうという姿勢が、より際だってきた。

つくり手ブログの説明をする事務局の持留ヨハナ。
続いて、持留デザイン事務所より新企画「つくり手ブログ」の説明。PHSでネットに接続してのデモのはずが、圏外ということでホワイトボードでのアナログな説明に…。積極的な発信に使ってみたいという会員も多く、近々のブログスタートには期待が持てそうだ。
地域ネットワークの活動報告。

滋賀のネットワークについて報告する坂田徳一さん。すばらしい発表でした。
続いて、大工・設計・林業地・住まい手を結ぶ各地のネットワーク報告。まず、坂田氏が、近年の滋賀の活動を概観。住宅に関わる専門家の学習会「木考塾」から生まれた地域材による家づくりネットワークとして大津地域の「ひとときネット」「大津の森の木で家を建てよう!」プロジェクト、東近江地域の「淡海の舎事業協同組合」が動いていることや、両者の協力で「滋賀で木の住まいづくり読本」を発行することが紹介された。続いて池田さんによる東近江地域の報告。木材の燻煙処理についての熱のこもった説明が印象的だった。最後に山梨の松田さんが、セルフビルド志向の高い八ヶ岳南麓地域で、木組みの伝統工法と施主の家づくりとをつなごうとする「八ヶ岳家づくりの会 木の香」の試みを報告。フレッシュなネットワークの今後に、皆エールを送った。
やはりなんといっても懇親会!

東近江地区での勉強会や燻煙乾燥について語る池田博明さん。

八ヶ岳での取り組みについて語る新会員の松田俊介さん(山梨・コーディネート)。
夕刻からは、久しぶりの再会に酒を酌み交わす楽しいひととき。エネルギッシュな自己紹介が一巡するだけで大広間での一次会はおひらきに。その後も部屋ごとの交流の輪はさらに続き、若い大工さんを中心に明け方近くまで、話が尽きなかったようだ。