そんな家を求めるあなたと
   
  建てるのはあなた
私たちはお客様、という言葉を使いません。家づくりの主体はあくまでも住んでいくあなたであり、私たちつくり手はその実際的な作業の部分を手伝っているにすぎません。ですから、どんな家に住みたいのか、子どもたちにどう渡したいのか、住む人や環境にとってどんな家であるのが望ましいのか、といったスタンスをはっきりともっていただきたいと思います。
Photo.1  
建て主と設計士、棟梁とが下小屋で打ち合わせ  
     


  家は買うものでなく作るもの
家は買うの物でなくつくるもの。家づくりは一生の一大事。人任せにせず、積極的に関わってみましょう。設計士や大工とよく話し合い、家族もまきこんで一緒に考えたり、山に木を見に行ったり、現場にちょくちょく遊びに行ったりしてみましょう。土壁の下塗り、目立たない部分の釘打ち、塗装など、何か自分で手をかけられることがあるかもしれません。「自分たちでつくった家だ」と思えば、長く大切にできるもの。家は本来、車などのように住宅メーカーのカタログに載っている商品を「買う」ようなものではなく自分たちで「つくる」ものなのです。
 
 
Photo.2  
建て主の家族が、自分たちの家になる木を見に山を訪れる  
Photo.3  
週末に現場を訪れて、土壁塗りを体験  
Photo.4  
ぐちゃぐちゃ泥遊びに、こどもたち大はしゃぎ!  


  泥付きの有機野菜と木の家
自然食品店で野菜を買うと、スーパーの野菜より高い。泥付きだったり曲がっていたりするけれど、農薬を使っていなくて、おいしい。野菜の味がしないものを食べて化学物質を体に溜め込むよりも、おかずを一品減らしてでも旬の味がする、ほんとの野菜を食べたい。そう思い始めると、食生活や買い物の仕方が、変わります。「木の家をつくる」こともそれと似ています。「坪何十万」というものさしではかれば「高いなあ」と思えても、それが何年長持ちするのか考えれば高くないと納得できる。じゃあ車の買い換えにかけるお金を家にまわそうか・・・。そんなものではないでしょうか。
 
     


  優先順位を考えよう
総予算が限られているならば、何にどれだけお金をかけられるのか、優先順位をつけて考えることが大事です。財布の中身が決まっている中で立派なシステムキッチンなどの設備、門構えやポーチといった外装にお金をかければ、木や大工手間にはかけられる比重は軽くなります。何を活かし、何を捨て、どう配分するのか。選択には、家族の価値観が反映されます。次の世代に渡していくことや、家の寿命が全うされたあとのことまで考えた選択ができるよう、つくり手側からも、必要な情報を提示したり、整理したりするお手伝いをします。
 

Fig.1 Fig.2

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