家は、人にとってもっとも身近な環境です。そこが居心地のいい空間であるかどうかは、人生を大きく左右すると言っても過言ではありません。ほっとくつろげること、ゆっくり休まってリフレッシュできること。木の家は、五感にやさしい空間を提供してくれます。そんな空間には人は自然と愛着をもつのではないでしょうか。
木は五感に作用する
目
飽きの来ない色、木目 、反射光が柔らかい、時間とともに深みが出る
耳
反射音が適度、楽器を演奏しても音がいい
鼻
木の香り、森林浴の成分
手
手触り・肌触りがいい、冷たくない
精神
何となく気持ちが落ち着く、なつかしい、ほっとする
気持ちのいい食堂
ペタっと座っても冷たくない床、それは無垢の木があたたかさを貯えていてくれるから。ベニヤ板の表面に薄い板を接着材で貼って塗装したフローリングの床とは素足の感触がまったく違います。特に杉や檜、松のような針葉樹は、あたたかいものです。
杉 スギ
: まっすぐで軟らかい。もっとも一般的な建築資材
檜 ヒノキ
:
目が緻密で乾燥している。独特の芳香がある
赤松 アカマツ
:
ヤニが出るので脱脂して用いる。強度がある
ヒバ
:
湿気・白蟻に強く、風呂などに水回りによく使う。
栗 クリ
:
重く、堅い。土台などに用いる
建てた家に住み続けられるかどうかは、その家に愛着があるかにかかってきます。木組みの家であれば、すべては壊さずに、ライフスタイルに合わせた間取り変更や増改築が可能です。そういった必要に迫られた時に、なんとかその家と共存していこうと思うかどうか。既製品の住宅を買うのではなく、設計士や大工と頭をつきあわせて考え、左官の下塗り作業に参加し、自ら床を磨き・・・と手をかけてきた家ならば、思い入れはひとしおです。家づくりやメンテナンスのプロセスが、家族の絆をつくり、家そのものの記憶にもなるのです。
年月を経て味わいが出るのが木の特徴
「都会では法律の制限があるから、木の家は建たない」とよく言われます。類焼を防ぐために木の利用を制限する細かい法律があり、それが木の家づくりの障害となることも多々あるのが現実です。しかし、それは家の「外側」についての話。室内については、台所を除き木の利用はほぼ自由です。実際の住環境は日々肌に触れる部分で決まります。木が目に、肌に触れて気持ちいい家、それが「木の家」なのですから、鉄骨のマンションを「木の家」にリフォームすることだってできるのです。
ふんだんに木を使ってマンションをリフォームした例
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