「木造技術の再確認と再評価」をめざして連続講座として毎年開催され、10年目を迎える「木の建築塾」。今年度のテーマは「設計者と職人の協働」です。
木の建築、とりわけ伝統的な建築手法を用いて建てる場合、設計者と職人との協働、つまり「相互の立場を尊重しつつ、知恵を出し合い、時には熱い議論を交わすことのできる関係づくり」が不可欠です。連続講座では、普段からタッグを組んで木の建築に取り組んでいる5組のつくり手が毎月登場し、協働による施工事例、協働ならではの苦労や喜び、よい関係づくりのポイントなどをじっくりと語ります。
木の家ネットのメンバーもたくさん出ます!(表中の太字の人がそうです)「建築関係者はもとより、木の建築にご興味のある方々も、どうぞお気軽に」とのこと。単発での受講もできるようです。つくり手の生の声を聞きに、皆様もでかけてみられてはいかがでしょうか?
スケジュール
各回とも 18:30〜20:30
第1回 | 9月10日(金) | 設計者と大工の協働(その1) | 丹呉 明恭(丹呉明恭建築設計事務所)+大工塾 |
第2回 | 10月8日(金) | 設計者と大工の協働(その2) | 川端 眞(川端建築計画)+宮内 寿和(大工) |
第3回 | 11月12日(金) | 設計者と材木店の協働 | 日高 保(きらくなたてものや)+岡部 真人(岡部材木店) |
第4回 | 12月10日(金) | 設計者と瓦師の協働 | 徳井 正樹(徳井正樹建築研究室)+小林 保(屋根舞台) |
第5回 | 1月14日(金) | 設計者と建具職人の協働 | 松本 昌義(松本建築研究室)+新井 正(杢正) |
会場
工学院大学新宿校舎(新宿駅西口徒歩5分)
受講料
全5回10,000円 (1回ごとの受講の場合3,000円/回)
定員
40名(先着順)
申込
お名前、勤務先または学校名、tel、fax、E-mail、住所を書き「木の建築塾に参加希望」と明記の上、メールでtankoro@japan.email.ne.jp、またはfaxで042-977-2491までお申し込みください。
主催・連絡先
木の建築塾 事務局(担当 岡部)
tel 042-977-0101