※埼玉の木住研、宮越さんからのニュースです。
住まいとして根強い人気のある木造住宅。中でも無垢の木をふんだんに使い、大工技術を駆使した「木組の家」は、住まい手にとっても、つくり手にとっても大きな魅力を持っています。にもかかわらず、手仕事による木組の家づくりは、機械化の波に押されて少なくなりました。このままでは、日本の伝統的な木組の技術が失われかねません。また、木をつくる生産の場であった日本の山の現状も看過できない状況にあります。
そんな中で、私たち「私家版」研究会は2002年に、【私家版仕様書】を著しました。今では木造住宅に関わる多くの実務者が【私家版仕様書】を活用して木組の家を建てています。
このたび、NPO法人木の建築フォラム主催の講習会のひとつとして、【私家版仕様書】の講座が、毎月第三木曜日の夜に開かれることとなりました。初歩から学ぶ木組の理念をお話しし、初めての方も経験のある方も気軽に参加できる講座です。最終日には実務の悩みを解決するワークショップも用意しました。詳細は下記の通りです。奮ってのご参加をお待ちしております。
講師
松井郁夫
小林一元
宮越喜彦 (以上、私家版仕様書執筆メンバー)
渡辺隆(風基建設)
スケジュール及び講師
9月18日(木) 19:00〜21:00
第1回 理念編 講師:松井郁夫
ワークショップ 「き」組の試み
10月23日(木) 19:00〜21:00 (予定)
第2回 歴史編 講師:渡辺隆
木造住宅の歴史的概要
11月13日(木) 19:00〜21:00 (予定)
第3回 実践編(1) 講師:宮越嘉彦
木の話
12月18日(木) 19:00〜21:00 (予定)
第4回 実践編(2) 講師:小林一元
架構の話
1月15日(木) 19:00〜21:00 (予定)
第5回 ワークショップ「木の家を取り巻く現状」
参加者とのコラボレーション
会場
中野商工会館・会議室
定員
30名
受講費
全回一括の場合、30,000円
各回ごとの場合、6,000円
申込方法・申込先
参加申込書をダウンロードして所定事項を記入の上、2008年9月4日(木)必着(各回ごとの申込は開催日の5日前まで)で、FAX又は郵送で下記までお申し込み下さい。(同内容のE-mail送付でも結構です)
〒165-0023東京都中野区江原町1-46-12-203号
(株)松井郁夫建築設計事務所内
ワークショップ「き」組事務局・松井
E-mail: info@kigumi.jp
FAX: 03-5996-1370
事前に入金を!
開催日の5日前まで(全回一括の場合は9/4までに)に、下記口座にお振込ください。(振込手数料は申込者の負担となります)
三菱東京UFJ銀行 江古田支店 普通 1348551
ワークショップき組 代表松井郁夫