【終了しました】川越アースデイ、11/9(日)に木の家ネット有志が出展!


11月9日(日)に、蓮馨寺、旧鶴川座、熊野神社、旧織物市場、立門前通りの5つの会場で「歴史と未来を紡ぐ”環”」というテーマで「2008アースデイ・イン・川越立門前」が開催されます。

この川越でのアースデイ、ちょうど11/15(土)職人がつくる木の家ネットの公開シンポジウム「未来につなげる木の家づくり」の6日前にあたり、前宣伝もかねて旧織物市場会場に、体験型のイベントを中心に、盛り沢山の企画で出展します!


旧織物市場会場は「日本の伝統的な技の体験」 がテーマになっている会場です。川越には、多くの店蔵が軒を連ねた歴史的な景観の町並みが現在も美しく維持されていますが、このような古い建物は、これまでに何度も修理を重ねながら現在の姿を保ってきています。古い建物を維持していくためには、昔からの伝統的な技と知識が欠かせません。川越の町並みを守ってきたのは、そこに住む人たちの「守っていこうとする心」と、それを支える多くの職人たちの技だったのです。現在も伝統的なやり方で仕事をする職人さんたちに触れることのできるイベントが、この会場に集まっています。木の家ネットのほかには、鋸の製作実演をする鍛冶屋の伊藤守さん、川越だるま職人さんも出展しています。

ぜひ遊びにいらしてください!

日時
2008年11月9日(日)10:00-15:00(入場無料・雨天決行)

木の家ネット有志メンバーの出展内容

  • 木組みの家の大型模型展示
  • 丸太のチョウナハツリ実演
  • 継手仕口模型の組み立て体験
  • 継手シーソー実験
  • 込栓携帯ストラップ販売

参加するメンバー
綾部工務店(埼玉県川越市)、けやき建築設計(埼玉県越谷市)、千尋建築事務所(埼玉県上尾市)、和田工芸(埼玉県久喜市)、古民家工房(千葉県白井市)、八ヶ岳家造りの会 木の香(山梨県北杜市)

場所
川越の旧織物市場

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住所:川越市松江町

周辺地図はこちら

川越織物市場ってどんなところ?

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1910年(明治43年)
日露戦争後期に生じた不景気&金融恐慌で大きな打撃を受けた川越の織物業の経済振興プロジェクトの一環として、川越商業会議所が主体となって、「川越織物市場」をオープン。広い中庭をもった長屋形式の建物で、市内の織物業社が5と10の日の月6回ここに荷を持ち込み、そこで対面形式の取引が行われるようになった。

1919年(大正8年)
機械織りの台頭とともに手織り中心だった川越織物は衰退、川越織物市場株式会社も解散。その後、製紙工場の女工寮、栄養配給所、借家として推移する。

1965年(昭和40年)
三国連太郎主演の映画「無法松の一生」のロケ地となる。

2002年(平成14年)
高層マンション建設のために解体されそうになり、保存運動がはじまる。その成果で、解体をまぬがれる。

2003年(平成15年)
旧川越織物市場の保存再生活用をめざして「川越織物市場の会」を設立

2005年(平成17年)
旧川越織物市場・旧栄養食配所が川越市の有形文化財に指定される。

2008年(平成20年)
川越アースデイの会場となる。

より詳しくは、旧川越織物市場のサイトで!


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