「込み栓角ノミ機」の復活をお願いする署名

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松井鉄工所さん

大工自身が構造材を刻む
伝統構法に欠かせない
「込み栓角ノミ機」を
造ってください!

木の家ネットでは、刻み用電動工具の廃番問題について、特集記事を公開しています。こちらをご覧ください。

木のめりこみを活かすために
木と木を金物に頼らず木で接合する
「木組み」の仕事においては
組んだ材同士を引き寄せて止め付ける
「角栓」は大事な役割を果たしています。

その角栓を打つ穴彫りが
効率的にできる「込み栓角ノミ機」は
木組みの仕事をする大工にとっては
ニーズの高い刻み用電動工具です。

しかし、リョービ製の「込み栓角ノミ機」が
2008年に製造中止になり、
いまや、入手が困難な状況です。

ここ30年で、大工の仕事は様変わりしました。

プレカット工場の自動工作機械で
仕口加工された材を組み上げるのが主流となり、
構造材を大工自身が加工する
「手刻み」の仕事は、少なくなりました。

それでも、私たちがこうした仕事を
続けていかれるのは
木ごしらえや刻みをするための道具の
下支えがあってこそです。

かつてほどの需要が見込まれない中、
刻み用の電動工具を
がんばって造り続けてくれている、
日立、マキタ、リョービ、松井鉄工所さん、
そして手刻み用の鑿や鉋、玄翁を造る
鍛冶職のみなさんには、あらためて
感謝の気持ちをお伝えします。

大工が伝統構法を続けていきたいと言っても、
使う道具がなくては、仕事はできません。
今後も引き続き、どうぞよろしくお願いします!

また、今、危機に瀕している
「込み栓角ノミ機」の復活について、
伝統の仕事に欠かせない電動工具を
多く造る松井鉄工所さんに、
あらたに商品企画をしていただけますよう、
心から、お願いをいたします。

木の家ネットの刻み用電動工具の特集記事はこちら

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