12/13(土) フォーラム伝統的木造住宅はどこにむかうか ー省エネルギー基準義務化を見据えてー


今般決定された国の新たなエネルギー基本計画において、2020年までに段階的に省エネルギー基準の適合を義務化するとされたところであり、住宅における省エネルギー性能の向上に拍車がかかることになる。省エネルギー基準は元来高気密・高断熱住宅をベースに形作られており、我が国の伝統的木造住宅、さらには広く地域で継承されてきた木造住宅に対してその適用に問題が多く、多くの実務者が今後の展開に強い危機意識を持っている。

本年3 月15 日に公開フォラム「伝統的木造住宅と省エネルギー」を開催したところ、予想を上回る300 名を超える参加者を得て、本テーマについて意識の高さが示された。そこで今回は前回十分ではなかった個別の課題を個々の住宅実施例において深めながら、木造住宅の省エネルギーに対する知識の深化、意識の
向上をはかることを目的とする。

タイトル
「伝統的木造住宅はどこにむかうか」ー省エネルギー基準義務化を見据えてー

日時
2014 年12 月13 日(土) 13:30~17:00

場所
建築会館ホール
〒108-8414 東京都港区芝5-26-20

  所属 
挨拶 吉野 博日本建築学会会長
主旨説明中村 勉東京建築士会会長
建築家
基調講演宿谷 昌則東京都市大学 環境学部 教授「省エクセルギーは放調から」
事例報告赤嶺 嘉彦国土技術政策総合研究所 住宅研究部 主任研究官「伝統的木造住宅の省エネ・温熱調査報告」
篠 節子篠計画工房
建築家
発表・パネルディスカッション 鈴木 大隆北海道立総合研究機構 北方建築総合研究所 副所長「住宅省エネルギー基準の考え方」
安藤 邦廣筑波大学名誉教授
建築家
伝統的板倉構法の設計」
松井 郁夫 ワークショップ「き」組代表理事
建築家
「伝統的「き」組の設計」
綾部 孝司綾部工務店「伝統的土壁構法の設計施工」
まとめ 小玉 祐一郎建築家・神戸芸術工科大学教授

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